【Live5pb.2014特集】デビュー2ヵ月でTOKYO DOME CITY HALLでライブ！ アフィリア・サーガの妹分Stand-Up! Heartsのキモチ

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絢瀬かのん（以下、絢瀬）　私はお披露目の時にステージに立てなかったので、TOKYO DOME CITY HALLは初めてだったんです。だから、みんなは「またあのステージに立てる」という感じだったのに、私はどういう景色が見られるのかわからなかったんです。でも、ステージに立った瞬間、サイリウムの光が会場を見上げても見えて、お客さんの笑顔も見えてすごくうれしかったです。そして、「Triangle Wave」はすごく盛り上がる曲なので、お客さんも盛り上がってくれたし、22人全員で初めて踊ることができました。みんなでステージを移動する振付けはもしかしたらなくなるかも……って言われていたけど、ギリギリまで練習して、披露することができたことがうれしかったです。

涼川ましろ（以下、涼川）　私もお披露目ステージには出られなかったので、みんなは楽屋でTOKYO DOME CITY HALLのことを話していたのに、どんな感じかわからなかったんです。でも、ステージに立ったったら、会場はサイリウムだらけで、宇宙にいる感覚でした。こんなに大きな空間なのに、みんながひとつになって盛り上がってくれたのが楽しかったです。そして、Stand-Up! Heartsのダンスは、まだあまり凝った動きがないのですが、今回はこの日のためのスペシャルバージョンのダンスを頑張って練習してきました。本番でみんなの力を発揮できたのがうれしかったです。

虹香　お披露目の時は、グループ名も何も決まっていなくて、メンバーもみんな初対面でどうすればいいの？　……っていう感じだったのですが、今回はStand-Up! HeartsとしてTOKYO DOME CITY HALLに立てて、サイリウムもすごききれいで……って、みんなにもう言われちゃった（笑）。

涼川　みんな同じ気持ちなんだよね。

虹香　ステージに出る前は緊張ばかりだったけど、終わった後は「楽しかった」という気持ちがあふれ出ています。だから、来年もよろしくお願いします！

——お披露目から半年、ステージデビューからは2ヵ月経ちましたが、この日に至るまでに、自分自身の成長を感じたことはありますか？

絢瀬　最初は歌って踊るだけで精一杯で、ステージに立っても「歌詞を間違えないようにしなきゃ」という感じだったのですが、今は歌もダンスも自分の体の一部になったので、お客さんの喜んでいる顔を見られるようになりました。そこが自分の中で成長したと思えるところです。

涼川　私も、この3人（宇咲美、絢瀬、虹香）はすごくダンスが上手なのに……

宇咲美・絢瀬・虹香　え〜!?

涼川　私はダンス未経験でリズムをとることすらできなかったんですよ。だから、ダンスについていくのが大変で、会場のみなさんに幸せを届けるということより、その場を凌ぐことで精一杯だったんです（笑）。でも、今日は会場のみんなと同じ気持ちで楽しめたので、そこが一番成長できた部分かな。

宇咲美　Stand-Up! Heartsには、ダンス未経験者から経験者までいろいろなメンバーがいますが、そうしたメンバーが全員ここまでついてきて、しかも今回のステージでは新しいパフォーマンスを見せられたので、お披露目やステージデビューよりも成長した姿をみなさんに伝えられた、いいライブだったのではないかと思います。

虹香　私は、みんなと年が離れているから仲良くできるかなっていう心配が最初はあったけど、みんな優しくて安心しました【編注：虹香は13歳の最年少メンバー】。

宇咲美・絢瀬・涼川　そうだよね。かわいい〜。

虹香　私、にぎやかな性格だから、みんなに迷惑かけちゃうと思って、最初はみんなとどう接すればいいのかわからなかったんですよね。

宇咲美・絢瀬・涼川　全然、そんなことないよ。

虹香　え〜、そうかなぁ。でも、今はみんなに会えてよかったと思います！
　
――虹香さんって、Stand-Up! Heartsのマスコットキャラ的な存在なんですか？

宇咲美・絢瀬・涼川　そうなんですよ！

涼川　最年少だし。

絢瀬　でもしっかりしているんです。

虹香　いやいや、うるさいだけです。

涼川　私たちのいいところは、こうやってみんなの仲がいいところですね。

――ありがとうございました！
（取材・文／桜井飛鳥）

 
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