エビ中のドラマはテレビ番組初の試みがされていた!? 取り壊しが決まった東映アニメーション・大泉スタジオにカメラが潜入

 11月11日深夜放送の『東京マキタスポーツ』(テレビ東京)では、先週の代々木アニメーション学院に続くような形で、アニメや特撮の制作で知られる東映アニメーションの大泉スタジオに潜入した。『マジンガーZ』をはじめ、『ドラゴンボール』シリーズや『プリキュア』シリーズといった多くのヒット作を抱える同社。この放送では建物の老朽化により来年の取り壊しが決まっている大泉スタジオの内部を見ることができた。

 今回はアイドルグループ・私立恵比寿中学(以下、エビ中)が出演している東映アニメーション制作の特撮ドラマ『甲殻不動戦記 ロボサン(以下、ロボサン)』(テレビ東京)を手がけるVFXの第一人者を直撃すること。番組にはお笑い芸人のマキタスポーツだけでなく、エビ中の安本彩花、柏木ひなた、小林歌穂が登場した。

 まず一行は増築を繰り返し、学校のような作りになっているスタジオの外観を見学。マキタスポーツも思わず「幽霊が出る系の学校みたい」と言っていたが、東映の社員も夜中残っているとトイレから変な音が聞こえることもあると話していた。また駐車場に行くと、駐車スペースが足りず、ぎゅうぎゅうに並べられた社員たちの車が。とても車を出せるような状態ではない。社員たちはどう車を出しているかというと、就業時間が終わる17時45分ごろに仕事を続ける社員も帰宅する社員も駐車場に集まり、一旦車を外に退かしているという。これにはマキタスポーツも「なかなかアメイジングスポットですね」と驚き。

 そしていよいよ大泉スタジオの中へ入ると、『ふたりはプリキュア』『おジャ魔女どれみ』『ONE PIECE』などといった東映アニメーションが手がけた作品のフィギュアやパネルがずらりと展示されているスペースが。続いて、昼は有料だが、夜は遅くまで働く社員のために無料になるという社員食堂にも潜入。社員が「水谷豊さんを1回見たことがある」「戦隊モノや特撮ヒーローの出演者がよく食事をしている」と証言し、有名人もここを訪れることが明かされた。さらに、近隣には20人前を注文しても15分で届けてくれるそば屋があるなど、東映アニメーションの充実した食事環境が明らかになった。

 そして番組の最後に肝心のCG制作ルームへ行き、『ロボサン』の制作現場を直撃。ここではハリウッド作品も手がけるというVFXの第一人者・野口光一氏が登場。『ロボサン』は2Dと3Dが融合した作品で、ロボットが放つビームなど2Dで描かれたものは『ONE PIECE』のアニメーターが手がけたもの。また、ドラマ制作にはエビ中のメンバーとロボットの動きをシンクロさせるために、モーションキャプチャーで人物の動きをCG化することができる「iClone」を使用している。ちなみにテレビ番組で「iClone」が使用されるのは初めてなのだとか。

 来週も番組は引き続き大泉スタジオとエビ中に密着。予告では、「iClone」の前で踊るエビ中が見られ、エビ中の素顔やVFX制作について知ることができそうだ。

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