【実録・アイドルオーディションの裏側】「アイドルへの気持ちが弱かった」オーディション参加者たちの“リアルな本音”

141105_akidora4_09.jpg左から、合格のゆりん、あみ、仮合格のかなぴよ。

 今回の合格者は、ゆりんとアキドラスタッフのあみ、そして仮合格は同じくアキドラスタッフのかなぴよだった。今回、審査員が重要視したのは、“アイドルになりたい”という気持ちだ。審査員は今回、“本当にアイドルになりたいのか”を知るために、好きなアイドルについて質問をしていた。「アニソンが好きで、“アニソン・ヴォーカル・アイドルユニット”のi☆Risを好きになり、アイドルにも興味を持った」と答えたりんからは、“アイドルでなければいけない”という気持ちが伝わってこなかったようだ。

 確かに、合格した参加者、特にアキドラスタッフは、「幼稚園の頃からアイドルに憧れていて、ダンスの活動はしていましたが、ずっとアイドル活動をしたいと思っていました。今回、オーディションのチャンスをもらえたのがうれしい」(あみ)、「前回のオーディションは、自信がなくて、参加しなかったんです。でも、アイドルが大好きで、一緒に働いているメンバーがキラキラしたアイドルになっているのを見て、自分もやってみようと思いました」(かなぴよ)と、目を輝かせて“アイドルになりたい”と話してくれていた。彼女たちは、周りの人からも、アイドルに向いていると言われたことがあるそうだ。

 そうした“気持ちの差”は、オーディションに落ちたりん本人も感じていたようだ。オーディション終了後、その思いを語ってくれた。

「この人は受かると思っていた人が合格していたので、私の中では納得しています。ダンスをずっと続けてきていたり、かわいかったり、アイドルとしての伸び代を感じていたので、“なんであの人が”という恨みもそんなにないですね。もともとアイドルよりもアニソン歌手を目指していたので、自分のアイドルになりたい気持ちが弱かったのが原因だと思います」(りん)

141105_akidora4_10.jpgオーディション終了後、審査員の話を真剣に聞く3人。

 一方、オーディション時から「かわいい」とファンがついたゆりんは、「ダンス練習をしていた時に、公開オーディションを見にいくよと言ってくれた人たちが、本当に来てくれたことはびっくりしました。オーディションから応援してもらえるなんて普通はないので、こうしたことが起こるのも、アキドラの強みなのかもしれませんね」と、少しドギマギしながらも、合格を喜ぶ。

 しかし、今はまだアイドルになるためのスタートラインに立てただけだ。審査員たちは、今回の合格者たちに、「前回合格した子たちよりも、みんなは1ヵ月遅れている。これからは歌とダンスを頑張らないとダメだ」と活を入れる。ゆりん、あみ、かなぴよの3人も真剣なまなざしで話を聞く。

141105_akidora4_07.jpg第1回オーディション合格者の“アキドラ選抜隊(仮)”がお披露目!

 今後の注目は、やはり“ゆりん”かもしれない。あみとかなぴよは、アキドラスタッフとして、ダンスや歌のレッスンを行い、ステージ経験を積んできているが、ゆりんはまったくの素人。今回、第1回オーディション合格者の“アキドラ選抜隊(仮)”のお披露目もあったが、前回、一般応募から合格した2名はすでにレッスンを重ね、アイドルとしてのパフォーマンス力の成長をみせている。ゆりんがこのまま“かわいい”だけで終ってしまうのか、可能性を開花させてアイドルとして輝くのか、注目していきたいところだ。
(取材・文/桜井飛鳥)

【実録・アイドルオーディションの裏側】「アイドルへの気持ちが弱かった」オーディション参加者たちの“リアルな本音”のページです。おたぽるは、アイドルアイドル&声優の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

- -

人気記事ランキング

XLサイズ……
XLサイズって想像できないだけど!!