これは、大千秋楽前の“ミュージカル『テニスの王子様』全国大会 青学vs立海”東京凱旋公演に丸腰で乗り込んだ男が語る真実のドキュメンタリー ~Part5~である。
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「まだまだだね」
Part4でやっと完結かと思われたこの連載。筆者もそう思ってた。そしたらね、ビックリ、終わらなかったっていう……。すごいよね。全然余裕のない越前リョーマが決め台詞言っちゃうっていう。
いい加減にしてくれ、終わる気あるの? 終われるの?と怒りの声が続々と寄せられておりました(主に編集部から)。まさかドリライ(注:ドリームライブ。テニミュの楽曲が歌われるコンサート。11月に行われる全9公演で、いよいよテニミュ2ndシーズンのキャストによる最後の公演となる…!)まで引っ張る気なんじゃ……とみんな思ったよね。
もうね、そういうことです。
そう、ドリライですよ皆さん。2ndシーズン最後の舞台です。2014年の11月はテニミュ・フィーバーで燃え尽きる月なんです。3rdシーズンの噂も出回っているとかないとか、ネット上では真偽不明の情報が流れ始めていたりいなかったりします。その熱を落とさぬためのこの記事! というわけです。
でも、終わりはくるのよね。悲しいけれど。永遠に終わらないと思われたこのレポにも、いつか終わりが来る。そう、卒業が待っている。
“GRADUATION”っつってね。
……何にも上手くない。テニミュ知らない人には「は?」って話だし、テニミュファンでも「は?」って話だし、敵しか作らないね。そんなテニミュファンの感情に迫り続けた(主に逆撫でし続けたであろう)この連載も、今回でついに最終回である。これで最後。いや本当に、違う違う、そうじゃ、そうじゃない。嘘じゃない。
最後なので1通、ラジオDJ風にお便りをご紹介しましょう。“氷帝学園中等部に在学中の女性”の方より届いております。
「テニミュの舞台中に悲鳴など上げません。みんなマナーを守って静かに観ています。心外です」
という貴重なご意見をいただきました。
いい突っ込みですね。
そうです、確かに女性ファンの皆さんは基本的には静かに、そして凄まじい集中力を発揮して観劇されていました。
でもね、漏れてた。
漏れてしまってた。「ああああ…」とか「ひえええ…」とかいう“幸せの嗚咽”が。筆者は“心の瞳~クローズドアイ~”にて場内のソレを機敏に感じ取り、表現したってわけ。キミたちが心の中で「セイヤー!」っつって“幸福(降伏)のお手上げ”状態だったのは、重厚な外装の上からでも丸見えだったんだ。もういいんだ、隠さないでいいんだ、ほら恥ずかしがらないでいいんだよ、“本当のテニモン”を解放してごらん……!
……そろそろたぶん百八式波動球でスタンドまでブッ飛ばされるね、はい。解いちゃいけない封印を解いてる気分にもなってきたが、まぁ、あの、場面によっては「ああああ!」とか「わあああ!」とか「キャー!」とか丸聞こえだったので、あの……男から見ても楽しそうなのがモロバレだ! モロ見えだ! うっすらほくそ笑んでるんじゃないよ! わめけメス猫ども!……最後までいろいろな反感(主に跡部様ファン)を買いながら、完結編いよいよスタートです。最後もみんな一緒に~、セイッ、ガスッゲスッガス!(早口で)
テニミュとは壮大なる母性本能 ~The End~ ~男が観てみたテニミュ青春☆観戦記~【Part5】のページです。おたぽるは、その他、演劇、トラウマ、舞台俳優、テニスの王子様、テニミュの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!
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