視聴率が下がっても、批判殺到でも“妖怪のしわざ”!? スペシャル番組のタイトルを急遽変更 ドラマ『地獄先生ぬ~べ~』

 いずなを怒鳴ってしまったことや、生徒たちの気持ちがまた離れてしまったことで落ち込んでしまったぬ~べ~。そこで今週でも、実は誰よりもしっかりした正論を教えてくれる覇鬼(演:坂上忍)のコーナーに入ります。今回のテーマ『叱る』について。いけないことをしたらしっかり叱って良いとのご意見は鬼なのに誰よりも正しい。美奈子先生(演:優香)も思わず「覇鬼、鬼のくせになんて正論を言うの!」と突っ込み。いいのか(笑)。この覇鬼のくだりは毎回人気があるようで、この番組に一番貢献しているという意見がネットでも見られました。

 そんな中、童守寺では、ぬ~べ~に怒られて腹を立てるいずなを和尚(演:マキタスポーツ)がそそのかし、怠け坊主のところに出ると伝わる『陰摩羅鬼』を呼びだすそうとします。てか和尚が見ていた「Maruppedia」って丸山くんから文字ったのか!? とにかく、いずなは生徒たちを招待して、『陰摩羅鬼』を召喚することにしました。

 翌日学校では、律子先生がプラズマ実験で妖怪はいないと証明すると言い、生徒とぬ~べ~を放課後に集めようとしますが、生徒たちはいずなと約束があるからと断ってしまします。仕方なく玉藻先生とぬ~べ~でプラズマの説明を聞きに行きますが、妖狐である玉藻は痺れを切らして「真の姿をお見せしましょうか?」と言いだします。うん、見せたらいいと思うよ? とテレビの前の誰もが思ったと思いますが、そこはぬ~べ~が止めてしまいました。まあ、見ても気絶するだけだしね。

 そのころ童守寺では、いずなが『陰摩羅鬼』を召喚。小さい鳥の妖怪だと思いきや思いのほか大きな『陰摩羅鬼』に生徒たちが怖がり、いずなも焦ります。危険を察知し、いずなはまず生徒たちを逃がし、自分は『陰摩羅鬼』に戦いを挑みます。このあたりで腰を抜かして動けなくなっている和尚が最高でしたね。見事なまでに役立たず! 管狐を出そうとするも出ず、やられる一方のいずな。真剣な表情で戦ういずなは、ちょっとかっこよくていつもより魅力的に見えました。

『陰摩羅鬼』を相手にまったく歯が立たない2人ですが、そこに『陰摩羅鬼』の霊力を察知して駆けつけたぬ~べ~が助けに入ります。ぬ~べ~はまだ未熟ないずなに昔の自分を重ねて見ており、父である無限界時空(演:高橋英樹)と同じように怒鳴りつけてしまったことを気にしていました。この機会にいずなが成長できるよう、嘘をついて自分の力で頑張るように仕向けるぬ~べ~の姿はかっこ良かった! そのおかげでいずなは管狐の「こいなり」を出すことに成功。少しですが戦いの役に立ち、最後はぬ~べ~の強制成仏でフィニッシュ。今さらですが、「強制成仏」ってなかなかストレートなネーミングだなあ……。

 最後に生徒たちをびしっとしかるぬ~べ。生徒たちはそんなぬ~べ~に「本当は叱ってほしかったと思ってた」と告白しました。ツンデレか! 毎度のことながら、なんか鼻につく反応をしてくれますね! きっとこれもお約束なんでしょう。そして今回はぬ~べ~の父である時空が玉藻やゆきめと接触しました。彼の思惑はなんなのか、今後はどのようにからんでくるのか楽しみにしていきたいと思います。

 今週は本放送だけでなく、日曜日に『地獄先生ぬ~べ~炎上上等!全ては妖怪のしわざだから、この際、徹底的に予習復習SP』というびっくりするくらい開き直ったスペシャルを放送! と思ったら当日になったらしれっとタイトルが変わっていました。新しいタイトルは『地獄先生ぬ~べ~ 後半戦突入! 意外と感動!? 家族みんなで考え楽しもうSP!』とまあずいぶん大人しくなったものの、感動とかちょっとハードルあげてきましたね。ともあれこれまで見られなかった人もばっちり復習できました。とゆうことは、来週の第5話は視聴率が上がるはずですね! もし下がっても“妖怪のしわざ”なのであしからず。

 来週の第5話では、人体模型が登場。夢がなく、毎日を楽しく生きられればいいと思っている明(演:清水一希)と魂を宿してしまい、生きることを望む人体模型。二人はどうなってしまうのか? そして、ぬ~べ~は二人を救うことができるのか!? 個人的に原作でも結構好きだった「真夜中の優等生」のエピソードなので、楽しみにしていきたいと思います。
(文/水羽舞)

視聴率が下がっても、批判殺到でも“妖怪のしわざ”!? スペシャル番組のタイトルを急遽変更 ドラマ『地獄先生ぬ~べ~』のページです。おたぽるは、マンガ&ラノベ作品レビューの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

- -

人気記事ランキング

XLサイズ……
XLサイズって想像できないだけど!!