視聴率が下がっても、批判殺到でも“妖怪のしわざ”!? スペシャル番組のタイトルを急遽変更 ドラマ『地獄先生ぬ~べ~』

――たびたび物議を醸す、アニメやマンガの“実写化”……。このコーナーでは何かと注目を浴びるドラマ『地獄先生ぬ~べ~』(日本テレビ)をレビュー。これさえ読めば、気になるあらすじから評判までがまるわかり!?※本文中には“ネタバレ”が含まれていますので、ご注意ください。

1410_nube4_1.jpg『地獄先生ぬ~べ~』公式サイトより。

■『地獄先生ぬ~ベ~』第4話
生徒たちから信頼を得はじめたぬ~べ~だったが、あることで見習い霊媒師・いずなを叱りつけてしまい、生徒たちから反感を買ってしまう。“叱り方”に悩むぬ~べ~にはあるトラウマがあった!? 本当の『信頼』とはなんなのか? ぬ~べ~が境地に立たされる。公式サイトより)

これまでのあらすじはこちら

【今週の見どころ】
・転校する花子に“どこかの桐島”のごとく「花子、学校辞めるってよ!」と叫ぶ広。
・腐女子歓喜!?  “無邪気攻め(!?)”ぬ~ベ~と玉藻の絡み。
・いずなを演じる山本美月の真剣演技とマキタスポーツが演じる和尚の笑えるダメっぷり。

 第3話ではちょっと視聴率も上がりひとまず安心? なドラマ『地獄先生ぬ~べ~』の第4話。物語は前回と同じくトイレから始まります。今回もいい味を出しているトイレの花子さん(演:高橋真麻)がなんと生徒の見せものに! トイレには長蛇の列ができ、なんとプレゼントの受付まである始末。友達がほしかったならたしかに本望かもしれませんが、妖怪的にはかなり複雑。すっかり生徒に怖がられなくなった花子さんは転校してしまいました。ところで最後に生徒たちと一緒に記念写真を撮っていたけど写るのかしら? そして、今の高校生だったら「花子と写メwまじでヤバイw」ってSNSにアップしそうですが、3話でネットリテラシーを身をもって学んだ彼らなので大丈夫そうです。

 そんな童守高校では、花子さんブームと一緒に「エンジェル様」も大流行します。ぬ~べ~(演:「関ジャニ∞」丸山隆平)は、妖怪の存在を知ったはずの生徒たちの危機感のなさに不安を覚え、注意をしますが毎度のごとくまったく聞く耳を持たない生徒たち。なんだかこのやりとりはお約束になってきました。そこでごまかしてはいますが、実はぬ~べ~にはある悩みがあるよう。

 その悩みは、生徒たちの叱り方がわからないということ。ぬ~べ~はその悩みを玉藻先生(演:速水もこみち)に相談します。おいおいこいつ妖怪だぞ? というツッコミはさておき、ここでも先週に引き続き、ぬ~べ~が玉藻先生を“たまちゃん”と呼ぶ姿が! かわいらしく「教えてくれなきゃ、離さない!」と玉藻の腕を掴むぬ~べ~……む、無邪気攻めか!! 引き気味に「男同士で……ずいぶん仲がいいんですね」という律子先生(演:桐谷美玲)に同感です。一部の女子はこの二人のやりとりに歓喜したのではないでしょうか。

 そんな先生組のほほえましいシーンの中、生徒たちが乱入。なんと、見習い霊媒師の葉月いずな(演:山本美月)が幽体離脱を美樹(演:佐野ひなこ)にしたところ、美樹の首が伸びてしまったのです。おいそこ!「ろくろ首 治し方」でググるんではない! すぐにぬ~べ~が駆けつけ美樹を元に戻しますが、生徒を危険にさらしたこともあり、いずなを怒鳴りつけてしまいます。うん、普通怒るよね。だって首伸びてんだよ? しかし、いずなは反発し、そんなぬ~べ~に生徒たちどん引き。また一人でうなだれるぬ~べ~ですが、本当にかわいそうになってきました。

 妖怪のちょっと怖いけど楽しいところにハマってしまった生徒たち。本気で怒るぬ~べ~の気持ちはなかなか現代っ子たちに理解されないよう。そんな中、白戸秀一演じる佐野岳が「私たちは禁断の実を食べてしまったんだ!」とナルシストっぽく言いますが、“禁断の果実”こと黄金の果実が物語の主軸にあった『仮面ライダー鎧武』で主人公を演じた彼となんとなくシンクロして面白い(笑)。ちなみに白戸に「気持ち悪い」と突っ込んだ木村克也も『仮面ライダーフォーゼ』で仮面ライダーメテオを演じた吉沢亮。なんか頑張れば生徒でも妖怪退治できちゃいそうだぞ!?

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