福井番長VS.渋谷番長!

ライブ最強アイドルタイマン勝負!ライムベリー&せのしすたぁツーマンライブに行ってみた!

 今年4月の復活以降、よりキレ味を増したライブをタフにこなし、11月には新譜『IDOL ILLMATIC』も発売するなど、東京のライブアイドルシーンを驀進するアイドルラップグループ・ライムベリー。現在、その活動のベースといえるのが、アイドルに限らず、今旬なグループ・アーティストとの共演が話題の自主企画「TOKYOPLAYGROUND」だ。10月26日に行われた「vol.8」では、ツーマンライブの相手として福井のアイドルグループ・せのしすたぁが選ばれ、「アイドル界のKING OF STAGE」を競うかのようなバチバチしたライブが行われた。

141101_rhyme_main.JPGライムベリー&せのしすたぁのコラボもありました!

 アイドル自ら客席ど真ん中に飛び込み、360度全方向を煽りながら歌うスタイルと、その熱狂ぶりがアイドルファンの中でも話題上昇中のせのしすたぁ。共にライブには自信のあるアイドルとして、フロアの盛り上がりでは引けを取らぬグループだ。そんな両グループのツーマンとあって、「福井番長VS.渋谷番長」とでも言いたくなるタイマン感漂うこの対決は、その期待値を表すかのように、前売券もソールドアウトしていた。

 決戦を前に、まずオープニングアクトとして“ライムベリーのDJ HIKARUに似た子”信岡ひかるが登場。麗しいシンデレラのコスチュームでディズニー映画の楽曲をドラマティックに唄い上げ、ライブの定番曲『夢をかなえてドラえもん』で空気をあたためる。

 ちなみに、この日の昼に行われた「TOKYOPLAYGROUND vol.7」ではハロウィンがテーマだったこともあり、フロアにはドラえもんとのび太コスプレのお客の姿も。まさかそのドラえもんがあんな事になるとは……その時は誰も気づいていなかった。

 さて、ツーマンライブで先行して登場したのはせのしすたぁ。いつもの白シャツかパジャマで登場か……と思いきや、この日はオレンジと紫が印象的なコスチュームで登場。「アイドルセットで可愛くいっちゃいまーす!」と高らかに宣言し、『ごめんねダーリン』『いえない』『Maybe I Like You』『恋キラキラ』でしっとりと会場を盛り上げる。あらためて、センチメンタルで心にしみるSENO-SOUNDの魅力を堪能させてくれた。

141101_rhyme01.JPGアイドルっぽい衣装で登場!

 そんな甘酸っぱさに満ちたアイドルセットが終わり、いつもの白シャツネクタイ姿に着替えたところで、「ここからパーティの始まりだ! 日頃のウサも忘れてくださぁい!!」の煽りから、前のめりで盛り上げるパーティセットへ。ファットなシンセベースで始まる『ハートブレイカー』から『NOW』、そして『アイドルなんてなっちゃダメ!ゼッタイ!』でアイドルとフロアが一心同体になったかのような盛り上がりを見せつける。

 そして、キラーチューン『ワタシアイドル』を前に、まおが遂にフロアど真ん中に……行くと思わせて、ドラえもんコスプレのお客を「ドラえもんの人、何歳ですか?」といじり出す。しかも、自分の代わりにそのお客をステージに上げてしまったのだ! かくして「ステージにドラえもん、フロアにメンバー」で歌われる『ワタシアイドル』という謎の光景に。すり鉢状のフロア構造もあって、館内のパワーすべてが一点に集まるような強烈なステージとなった。

 まおのダイブまで起こした『ラストチューン』の後、いよいよステージに現れたのはライムベリーの3人! 両グループのコラボ曲として選ばれたのは、せのしすたぁの『ハートブレイカー』。いきなり切り込んでくるMC2人のラップには「優勝」などのせのしすたぁらしいワードも入り込み、繰り返される「ナイスMC/ナイスDJ/ナイスアイドル/ナイスお客さん/ナイスパーティ」のフレーズが印象的だった。まさに「最強パーティアイドル決定戦」とも呼べるこの日にふさわしい、名コラボ曲だ。

ライブ最強アイドルタイマン勝負!ライムベリー&せのしすたぁツーマンライブに行ってみた!のページです。おたぽるは、アイドルギャラリーアイドル&声優ホビーの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

- -

人気記事ランキング

XLサイズ……
XLサイズって想像できないだけど!!