――そこまでこだわられているなら、実店舗を持ってのブランド展開とかもありなんじゃないですか?
b それはないですね。原価率が高いから受注生産みたいにしか作れないし、あくまでエロゲ屋が趣味の延長でアパレル展開しているってだけですから。とはいえ『僕天』(※編注:2013年発売『僕が天使になった理由』のこと)で目標額に届かなかった赤字分をアパレルで返したんです。1年半頑張りました。
――最近はアパレルの仕事を他からも請け負うようになったそうですね。
b そうなんですよ。こだわった商品をドヤ顔で周りに見せびらかしてたら、あちこちから声をかけてもらえました。JAM ProjectさんのツアーTシャツとか電気式華憐音楽集団さんとかfripSideさんのライブTシャツや、他の美少女ゲームブランドのイベントTシャツなんかを手がけましたね。
――デザインはどんなところにこだわりを持って制作していますか?
b デザインに関しては、男性が着てかっこよくて、それを女性が見てかわいいと感じられることですかね。BETAパーカー(※編注:『マブラヴ トータル・イクリプス』に出てくる地球外生命体“BETA”を模したパーカー。詳しくはリンク先をご参照ください)みたいに着て遊べる、見て楽しいってことも大切にしてます。
――購入者の男女比率はどんなものですか?
b 95%が男性っすね。前回の夏は女性ものを作ったんですが、今回の冬はないんです。ごめんなさい。
――12万円以上の購入者までの特典を用意するなど、購入者特典がかなり豪華ですよね。
b 正直、安い買い物じゃないんですよ。モノにこだわりかける分、原価率が高い。値段が少々高めの商品ばかりなんです。だから買ってもらった分、どうやって皆さんに還元すればいいかなって考えてたんです。普通に買うにはちょっと高いけど、もらえたら嬉しい物ってあるじゃないですか。だからそういうものを特典に付けてあげようと思ったんです。前回の夏は本革のタブレットケースとかを付けたりしました。
エロゲ屋OVERDRIVEのアパレルがまじハイクオリティ!なんでそんな気合い入れて作るの?bamboo氏に聞いてみたのページです。おたぽるは、インタビュー、PCゲーム、ゲーム、エロゲー、OVERDRIVE、milktub、電気式華憐音楽集団、fripSide、きただにひろし、JAM Project、インタビューの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!
人気記事ランキング
人気連載