水樹奈々、ひめキュンフルーツ缶も出演! 愛媛県発のアニメ『マッツとヤンマとモブリさん』に期待!!

 10月23日に『マッツとヤンマとモブリさん2 -水軍お宝と謎解きの島々-』が公開された。昨年公開の『マッツとヤンマとモブリさん -七つの秘宝と空飛ぶお城-』に次ぐ第2弾として制作されたショートアニメである。

 制作スタジオはロボット、監督は坂本サクさん。坂本さんは最近では『みんなのうた』2013年12月・2014年1月の新曲「七つの海」などで活躍している。『マッツとヤンマとモブリさん』は、愛媛県松山市のPR用として制作されているのが特徴だ。本作のモブリ役には、声優アーティストの水樹奈々さん、2010年に結成されたご当地アイドル・ひめキュンフルーツ缶、11年から伊予観光大使を務める友近さんも出演しており、松山市および愛媛県出身者で脇を固めている。そして今回公開された第2弾には、同じく同県出身の白濱亜嵐さん(EXILE/GENERATIONS)やアイドルグループnanoCUNEも出演している。

 そんな愛媛県のエンタメ事情だが、松山市以外では、新居浜市で12年に市制75周年記念事業として「ジブリの動画家 近藤勝也展」の開催があった。アニメーター・近藤勝也さんは新居浜市出身で、同市のふるさと観光大使でもある。近藤さんは『魔女の宅急便』で作画監督に加えてキャラクターデザインも担当しており、同展のキービジュアルには主人公・キキが使用されている。なお、近藤さんは、宮崎吾朗監督がスタジオをポリゴン・ピクチュアズに移して制作している放送中のテレビシリーズ『山賊の娘ローニャ』でもキャラクターデザインを担当。

 愛媛県を舞台とした作品としては、1971年放送のテレビシリーズ『アパッチ野球軍』がある。また、04年のテレビシリーズ『舞-HiME』のエンディングに出てくる橋が、今治市の来島海峡大橋をモデルとしているらしいとのことで同県が舞台とも言われているものの、定かではない(ちなみに今治市には、ゆるキャラグランプリ2012を制したゆるキャラ・バリィさんがいる)。

 上記のように、愛媛県関連の作品は少し寂しいので、『マッツとヤンマとモブリさん』シリーズには今後も期待しておきたい。なお11月1日、2日には、中島にて今回のアニメ公開と連動したイベントも企画されている。中島を「謎島」とした謎解きの脱出イベントとなっている。

 また、松山市は成田空港からはジェットスター、関西空港からはピーチアビエーションと、LCCでも身近になった。LCCによって、格安で訪れることが可能だ。オタク系ショップは伊予鉄道・松山市駅そばの銀天街沿いにあるBE-FLATにアニメイト、共栄興産湊町ビルにメロンブックスとらしんばんが入居している。道後温泉で有名なのは言うまでもないが、松山市のキャッチコピーよろしく、色々と「いい、加減」な街を散策して楽しんでみたいところだ。
(文/真狩祐志)

■『マッツとヤンマとモブリさん』
http://www.dandanmatsuyama.jp/

松山市

松山市

“マッツとヤンマ”という豪気なネーミングが好き。

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