公式発表もないまま、ユーザーは戦々恐々中…セールス好調の『モンスターハンター4G』にまさかの“課金”疑惑が勃発!?

1410_mh4g_2.jpgモンスターハンター4G公式サイトより。

 10月11日に発売され、わずか4日後には200万本出荷を達成した国民的ハンティングゲーム『モンスターハンター4G』(以下、『MH4G』)。

 フルプライス商法やゲームバランスについて賛否両論あるのは別の記事で伝えた通り(参照)だが、新たな問題も出てきている。課金型のオンラインゲーム『モンスターハンター フロンティア』(以下、『MHF』)シリーズと差別化する形で“追加課金なしの売り切り”を原則としてきた近年の「モンハン」シリーズだが、この『MH4G』では“いずれアイテム課金が導入されるのではないか?”という疑念が出てきたのだ。この噂がユーザーに与えた動揺は大きかったのか、一時はツイッターで「MH4G」を検索すると「課金」がサジェスト表示されるほどだった。また、10月15日に配信された公式放送『カプコンTV!』第7回に対しても、ニコニコ生放送のユーザーからは「課金はあるのですか?」とのコメントが多数寄せられた(番組内で当件について言及はなし)。

 そもそも疑惑の発端は、カプコンが10月14日から購入者限定で「MH4G発売サポートパック」として消耗品アイテムの無料配布をスタートさせたことだった。その配布ページに「価格0円」「残高」などの表示が見られたため、ひょっとして今後課金があるのでは? と考えた人が多かったようだ。また、同じタイミングでカプコンの『MH4G』公式Webマニュアル内にも「追加コンテンツの購入方法」(外部参照)を説明するページが設置されたことが不安を増大させた。あくまで噂レベルに過ぎないのだが、この情報はツイッター、まとめサイトなどを通じて拡散し、「フルプライスで売りつけた後さらに課金までするのか!」と怒り心頭のユーザーも少なくない。

 ただしカプコン公式のアナウンスがない以上、筆者個人としては課金導入の噂について懐疑的にならざるを得ない。今に至るまで『MHF』を筆頭に、オンラインを前提としたモンハンでは課金制度を設けた作品もあった。しかし『MH4G』は仕様上オフラインで完結させることが可能であり、カプコン(または任天堂)のサーバーにデータが置かれるわけではない。改造ツールを使ったアイテム増加という不正行為に対してあまりに脆弱だ。それが予想できているのに“自社の看板タイトルで事前告知なしに課金導入”というリスクをカプコンが冒すだろうか。

 いずれにしても現段階ではなんともいえない状況が続いており、無用な混乱を避けるためにもカプコンからの公式発表が待たれている。
(文/浜田六郎)

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