有吉弘行も思わず「キビシ~!!」と一言 初見でクリアはまず無理! 「すぐ死んじゃう」理不尽すぎるゲーム

 10月15日放送の『マツコ&有吉の怒り新党』(テレビ朝日)の人気コーナー、「新・3大○○調査会」では “日本人が知っておくべき 新・3大すぐに死んじゃうゲーム”として、難易度が高すぎるゲームが取り上げられた。

 今回の企画は、テレビゲーム評論家の中野龍三氏が「すぐ死ぬゲーム3本」をピックアップ。懐かしのあのソフトから、ニコニコ動画などで話題になっていたPCゲームなどが、独特のキャッチフレーズとともに紹介された。

 まず、最初に取り上げられたのは、ファミコンソフト『ドラゴンズ・レア』(1991年発売・EPIC/SONY RECORDS)。これは邪悪な魔法使いに捕らわれた王女を救うという内容のアクションゲームで、キャッチフレーズは「不条理という言葉はこのゲームのためにあった!」。

 中野氏は、操作性の悪さ、不条理な現象が起きることが特徴とし、「最初の関門を越えちゃうことはまずない」と言い切る。1面は橋を渡って門を通過すればクリアというシンプルなステージで、プレイヤーも5機からスタートと一見良心的。番組スタッフが挑戦したのだが、橋を進むと、なんの前触れもなくいきなり橋が崩れて死ぬという罠が。さらに、その崩れる箇所をジャンプで越えると、絶妙なタイミングで橋の下からドラゴンが出てきて死亡するという、とんでもない難易度。中野氏も「秒殺のデパート」と言うほどだ。

 そして、極めつけは、ドラゴンをかわして門にたどり着くも、閉じている門に触れただけでも死亡判定されるという不条理っぷり。実は、ドラゴンを倒さないと門が開かないのだ。スタート時は5機もいるプレイヤーだが、初見では、その5機でクリアできることはないだろう。ちなみに中野氏もこのゲームをクリアしたことがないという。

 続いては、“クソゲー”としてゲームファンにはおなじみの一作。「ゲーマーたちが阿鼻叫喚『おい!今何で死んだ!?』」というキャッチフレーズとともに紹介された、ファミコンソフト『トランスフォーマー コンボイの謎』(1986年発売・TAKARA)。

 このゲームは、2007年に実写映画化された『トランスフォーマー』のはるか昔に発売されたもので、プレイヤーのウルトラマグナスを変形させながら、デストロイ軍団に立ち向かう横スクロールのアクション。さっそくプレイするものの、ここしかないというタイミングで敵戦闘機に突撃され死亡。この間、わずか2秒! 気を取り直して、最初の敵の突撃をかわすも、突然の死亡判定が。プレイした番組スタッフも思わず「え!? 何で死ぬの?」と絶叫。実は、敵から弾が発射されているのだが、背景色と重なって、その弾が見えないというシビアな設定だったのだ。これには番組MCのお笑い芸人・有吉弘行も笑いながら「キビシ~!!」と悶絶。その後も、突撃してくる敵戦闘機を撃破するも、その中にいるロボが脱出し、弾に当たらない高さで突撃してくるという波状攻撃が。1面にしてこの難易度。プレイした番組スタッフは、画面をスクロールすることすらできなかった。

 これを見た有吉も「昔は『誰がどうチェックしているの!?』と思うゲームがあった。『バントをしているのにホームランになっちゃう野球ゲームとかさ』」と昔を懐かしんでいた。ゲームのタイトル名は明言していなかったが、おそらく1987年にリリースされ、今や“クソゲー”の代名詞とも言われる『燃えろ!!プロ野球』のことだろう。

 最後は2008年に製作されたPCゲーム『QWOP』。ニコニコ動画でもプレイ動画が上げられ、話題となったゲームだ。キャッチフレーズは「世界を震撼させた100m走!これぞ秒殺オリンピック!!」。これはタイトルどおりQWOPの4つのキーを使って、ランナーを100m走らせるというゲームで、「Q」→右ももを前に、「O」→左ひざを曲げる、「W」→左ももを前に、「P」→右ひざを曲げると役割が振られているが、これがなかなか難しい。

 実際にプレイしてみると、ありえない体勢から顔面を打ち付けて死亡判定、後頭部を打って死亡判定など、スタートを切ることすらままならない。100m走ゲームなのに、走るフォームを維持すること自体が難しく、中野氏ですら完走するには、大股開きで足を開いたまま進む、「ひざズリズリ走法」(番組が命名)を取らざるを得ない難易度。さらに途中にはハードルが出現(これは倒しても死亡しない)するなどもあり、中野氏ですら完走するのに10分以上かかっている。その後、実際に有吉とマツコ・デラックスもプレイしてみたが、即死だった。

 番組の中で「子どもたちに世の中の理不尽さを伝えるためにこのようなゲームがある」と語っていた中野氏。その意見はマツコに「違うと思う」と失笑されてしまっていたが、『ドラゴンズ・レア』や『トランスフォーマー コンボイの謎』が紹介され、プレイしていたゲーマーにとっては当時を思い出す懐かしい放送になったのではないだろうか。

※公開当初、『トランスフォーマー コンボイの謎』のプレイヤーを「コンボイ」と記述していましたが、正しくは「ウルトラマグナス」になります。ご迷惑をおかけした読者のみなさまに深くお詫び申し上げます。

大乱闘 スマッシュ ブラザーズ for ニンテンドー 3DS

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「クソゲー」と検索したら出てきたのだが…↑

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