敵が味方で、味方が敵で…大乱闘展開で盛り上がる『トッキュウジャー』

 これまでシャドーライン以上に謎に包まれていたレインボーラインですが、そこの一番偉い人=総裁(CV:鳥海浩輔)がついに登場!! “ハイパーレッシャターミナル”で車掌さんを待っていたその姿は……どう見ても被り物を頭に被ったウサギさんでした! レインボーラインはこんな人ばっかりか。事実、その姿を見たチケットくん(CV:山口勝平)の「頭ズレてますよ!」というツッコミに、ネット民から「お前が言うな」とダブルツッコミが。

 ウサギさんな外見は関根さんの旧芸名、ラビット関根へのリスペクトでしょうか。そう考えると、あの真っ白な部屋でのご対面も『2001年宇宙の旅』とか『マトリックス』のクライマックスみたいで哲学的な感じが。

 一方“ハイパーレッシャターミナル”の隣の駅では、ネロ男爵の刺客“テーブルシャドー”(CV:石塚運昇)と“チェアシャドー”(CV:松野太紀)が出現。石塚さんは『超新星フラッシュマン』の大帝ラー・デウス、松野さんは『忍風戦隊ハリケンジャー』のシュリケンジャーと、スーパー戦隊ファンにはお馴染みのお二人ですが、今回はお茶目にノリノリ。特にテーブルシャドーが、チェアシャドーに「兄貴、どうぞ」と言われて四つんばいのバッチ来ーいスタイルで登場した時は、石塚さんのええ声のせいもあって、ハードコアな展開を期待した視聴者も多かったみたいです。

 闇を作るにはいまひとつだが騒ぎを起こすにはちょうどいいと、ほめられてるんだか、けなされてるんだかわからない評価をネロ男爵から受けている彼らの必殺技は“秘儀、ちゃぶ台返し”。テーブルシャドーが相手をイスに座らせて動けなくなったところをチェアシャドーがひっくり返すという、確かにビミョーな技ですが、即効性は高く被害者が続出。焼肉を食べてたトッキュウジャーたちも、明(演:長濱慎)が運転する振り替え輸送のバスで、慌てて駆けつけます。というか明、第二種運転免許まで持ってるのか。食いっぱぐれないな。

 かくしてトッキュウジャー対テーブルシャドー&チェアシャドー、明対ネロ男爵の戦いが始まったその一方で、ハイパーレッシャターミナルに向かっていた皇帝ゼットとモルク侯爵をシュバルツ将軍が急襲。皇帝ゼットの中のグリッタ嬢を守ろうとするノア夫人も加わり、激しい戦いが繰り広げられます。そんな幹部たちの内輪モメに嫌気がさした皇帝ゼットは、全員ひとまとめに始末しようと闇の攻撃を放ちます。その攻撃に巻き込まれかけた少女を、間一髪で救ったライトは、ようやく皇帝ゼットがただのキラキラ好きではないと気づき、今度こそ彼を倒す決意を固めたのでした。

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