寺嶋由芙は安倍なつみを彷彿とさせる!? 「ASAYAN」の裏話も語られた映画『ぼんとリンちゃん』トークイベントレポ

■「B’zさんの髪の毛が欲しいんです。カッコ良すぎて恥ずかしいから」 『ぼんとリンちゃん』公開記念トークイベント・レポート

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 9月20日(土)より新宿シネマカリテ他にて公開された映画『ぼんとリンちゃん』。本作は腐女子とアニヲタのコンビが親友を救出するべく奮闘する中で現実の壁と向き合わざるを得なくなる青春物語。

 本作の公開を記念して10月2日(木)、ゲストにアイドルの寺嶋由芙と映画評論家/ライターのくれい響氏、本作監督の小林啓一監督が公開記念トークイベントに登壇し、トークイベントが行われた。

 寺嶋は、登壇するやいなやキャッチフレーズ「古き良き時代から来ました。まじめなアイドル、まじめにアイドル」を用いて自己紹介し、会場を沸かせた。またくれい氏は、「『ぼんとリンちゃん』については、もう今年No.1作品です。これはもう不動です」と絶賛した。

 寺嶋は「私はアニメや漫画はあまり詳しくないし、いわゆる腐女子ではないんですけど、高校や大学の友達でこういう子っていたなって思いました。当時、彼女達の事を不思議ちゃんって思っていたんですけど、ああこういうことを考えていたのかなってなんか理解できたと思いました。多分、彼女達からすると私が不思議ちゃんだったとは思いますけど(笑)」と、感想を語った。

 その様子を見ていた小林監督は、もはや伝説のオーディション番組「ASAYAN」のディレクターだったこともあってか、「寺嶋さん、マイクのホールドの仕方がいいですね。かつて、つんく♂さんが(当時の)モーニング娘。の安倍なつみのことを“マイクのホールドの仕方がいい”って褒めていたのを思い出しました。」と語ると、寺嶋は、「安倍なつみさん、大好きでしたから嬉しいです!」と喜びを表した。

 映画出演経験も豊富な寺嶋は、撮影の仕方についても触れ、「凄くリアルな印象を受ける作品で、長回しも多いし、なんかドキュメンタリーっぽい印象も受けたんですけど、それは、モーニング娘。さんを撮っていた経験が活きているんですか?」と質問。これに対し、小林監督は、「それはあるかもしれないです。ASAYANの時は、カメラを回して、“OKです”って言った後、つまり出演者達がカメラを意識しなくなった後にも、実は勝手にカメラ回していたんです。それで本音を引き出したりもしていました。」と当時の裏話を披露した。このエピソードを受け、くれい氏は、「アイドル映画って、作り手側はアイドルのファンではいけなくて、ある程度の距離感を持っていないといけないと思うんですね。『ぼんとリンちゃん』はラストシーンで70テイク重ねたっていうお話を聞いて、こういう撮り方をしてきた小林監督なら、それができるだろうなって納得しました。」と語った。

 くれい氏は、「寺嶋さんは、映画『アイドル・イズ・デッド』とかに出演された時に、ご自分とは違うキャラクターを演じるわけじゃないですか。やっぱりご自分自身とは違うキャラクターの方が演じやすかったり、ご自身の中で気持ちが盛り上がるという感じってありますか?」と質問。これに対し寺嶋は「違うキャラクターの方が絶対に演じやすいと思うんですけど、あの映画は当時所属していたグループで出演させていただいた作品で、キャラクターとかはフィクションなんですけど、名前だけは自分の名前のままで演じたんですね。そうするとファンの方は、どうしても私自身とそのキャラクターを重ねて観ますよね。そこがやりづらくって難しかったですね。ホントはこんなこと思っていないってことでも、演技だから頑張らないといけないですから。」と述懐した。

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