会場は「ゆるキャラ」・「着ぐるみ」扱いをされ、「部長いつ辞めるの?」などと遠慮なく言われ、フルボッコにされるデスボイス担当・神崎部長と、可憐な3人娘のギャップがなんともいえない空間をつくっていた。
ステージでも無駄に目立ち、なぜか歌割りの多い神崎部長だが、私の知る限り彼は強くて、デカくて、優しい男なので、どうかこれからも生暖かく見守ってあげて欲しい。
実はこの日に先立ってタワーレコード渋谷店で行われた、デスラビッツのファーストアルバム『第一次うさぎ大戦』の発売記念イベントを取材する予定だったのだが、スタッフの方から「30分枠のあるこのイベントで」とご指定をいただいたのだ。
実際、彼女たちの予想を上回るしっかりしたパフォーマンス、気づけば笑顔になっている軽妙なMCを前にして、30分枠などあっという間だった。
もっと観たい。30分経った時、心の中で「ええええええええええ!今来たばっかり。」と叫んでいたのは内緒だ。
ハードコアな楽曲とアイドルの組み合わせは、昨今各所で見られるが、デスラビッツのそれは実にコールやヲタ芸も打ちやすく、またかわいらしさも共存できるものとなっている。
そしてあの若さにしてあれだけ安定した歌唱力と表現力を持ったメンバーが揃っていれば、皆さん安心してライブに来ちゃって大丈夫ですよ(笑)。
デスラビッツは来る10月26日(日)『部長フェスティバル』と題した主催イベントを開催する。会場は秋葉原GOODMAN (←いい箱です)。前売り2,500円、当日3,000円 (それぞれドリンク代別)、出演はデスラビッツのほかにFRUITPOCHETTE、はちきんガールズ、つばさFlyが出演するそうだ。これは行かなくては……!
詳しくはデスラビッツ公式HP(http://deathrabbits.com/)にてご確認を。
(取材・文/矢口卓)
【次ページにも写真あり】
中学生3人と完全武装の大男!? 唯一無二の “JAPANESE DEATH POP”アイドルユニット・デスラビッツのライブに行ってみた!のページです。おたぽるは、アイドル、アイドル&声優、地下アイドル、アイドル発掘、デスラビッツの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!
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