最後にはプロ棋士・佐藤紳哉六段も登場!? 痛いアイドルこと“痛ドル”の頂点を決める戦いがまさかの展開に!

2014.10.01

“痛ドル”が集結!!

 痛いアイドル、略して“痛ドル”。その痛ドルを集め、No.1痛ドルを決める「痛ドル甲子園」が、9月20日、J-SQUARE SHINAGAWAで行われた。今回のイベントは、“甲子園”というだけあり、出場者9名が3名ずつの3組に分かれ、第一試合から第三試合というかたちで予選を行い、その勝者たちとスペシャルゲストの4名が決勝戦を戦って、優勝者を決めるというトーナメント戦だ。エントリーしたのは、ニコニコ生放送の生主(ユーザー生放送の配信者)としても知られていたりする、自薦他薦された面々。その強烈な個性を放つ痛ドル9名の白熱した(?)ステージの模様を、筆者の独断と偏見でお届け! 果たして優勝は誰の手に? この記事を読んだら、あなたも痛ドルの魅力にハマる……かもしれない!? ■第一試合 挙動は謎すぎるが、妙な一体感が生まれるアイドルたち ななかと!(七歌) “歌うま兄妹ユニット+お母さん乱入=残念なステージ”

 ステージが始まり、初めに登場したのは、初音ミクのコスチュームを着た女の子、七歌だった。しかし、歌唱力はあったので、ボーカロイドのコスプレ衣装だけなら、そんなに痛くはないような……と思ったのも束の間、男性の歌声が。すると、ステージに(本人曰く)マンガ『テルマエ・ロマエ』の主人公・ルシウスのような、カーテンをトーガ風にまとった体格のいい“お兄ちゃん”が登場! だが、見た目は確かに残念だとしても、2人のハーモニーは絶妙で、“痛い”というほどでは……と思っていると、今度は七歌が歌いながらステージを退場。衣装チェンジでもするのかと思えば、なんと、七歌が付けていた初音ミクのツインテール(ウィッグのバンス)を付けた“お母さん”が歌いながら登場! しかも、このお母さん、声量もあって、めちゃくちゃ歌が上手い! が、傍らで目をつぶり、ひとりしっとりと歌い続けるお兄ちゃんの髪に、なぜか自分が付けているバンスを付けて去っていく……。そして、お母さんと入れ替えで再び登場する七歌。まったくもって、行動が謎過ぎる。歌はうまいのに、残念なステージだった。……って、そこが“痛い”のか! スーパースター国民的美少女 立花なぎさ “根拠のない「大丈夫」に、「なにがだ~」の総ツッコミ”

 見た目は、アイドルらしいキュートな衣装で登場した立花なぎさと助っ人(?)の永井ともみ。今回は、この2人による、「ナポリタンきゅるるん」というユニットでのステージらしい。モーニング娘。の「恋のダンスサイト」と島谷ひとみの「Perseus ―ペルセウス―」と、盛り上がるはずのナンバーを歌うが、なんとなくノリはアイドルライブというより、カラオケの盛り上がり……。しかも、挨拶はというと、非常にまったりしたしゃべり方で、「超絶かわいいスーパースター、国民的美少女、立花なぎさです」。おいおい……と思ったのも束の間、すかさず、ファンから「ないわっ!」とツッコミが。それでも「大・丈・夫!」と答える彼女に、「なにがだ〜!」と会場からも声が上がる。そして、普段はお笑い芸人をやっているという立花なぎさが、永井ともみからもらったという、絶対にスベらないというネタを披露することに。会場の期待がちょっと上がる中……、「私、来月で35歳です!」。唖然とする観客に「大丈夫!」と立花なぎさ。もちろん、観客から返ってきた言葉は「なにがだ〜!」だった。

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