【実録・アイドルオーディションの裏側】公開オーディションで審査員が重視した、応募者を“落とす“基準とは

2014.09.28

オーディションには魅力ある女の子たちが集まった。

 アイドルのライブが見られるカフェとして1周年を迎え、東京・秋葉原での認知度がますます高まるAKIBAドラッグ&カフェ(アキドラ)。そのアキドラを運営するダイコクドラッグが、この度、ダイコクプロダクションを設立。アキドラを広めるための専属のアイドル “天空アイドル”を募集するオーディションを開催された。今後も随時開催していくというアキドラのアイドルオーディションの舞台裏を、3回シリーズでお届けする。これまでにオーディションの審査基準や2次審査の模様をレポートしたが、最終回は9月13日に行われた公開オーディションの舞台裏に潜入した。 ■第1回「誰でもOK!? “天空アイドル”を目指すオーディションの審査基準とは」はこちら ■第2回「面接時間は5分! アイドルは 「見たい」と興味を抱かせる第一印象が大切!?」はこちら

応募者による個性豊かなアピールが続く。

アキドラのカフェスタッフも参戦!

 公開オーディションでは、アキドラのカフェスタッフ3名を含む、計9名の2次審査通過者が、MCによるアピール、自由曲による歌唱またはダンス、課題曲「サンキュー」(アキドラのオリジナルソング)のダンスという3つの課題に挑んだ。観客が見守る中、ビジュアルも特技もさまざまな、バラエティーに富んだ女の子たちが、MCや歌、ダンスで、次々と自分をアピールしていった。  ステージを見ていて思うことは、やはりカフェスタッフとしてステージ経験を積んでいたり、アーティスト活動を経験している女の子たちは、MC時の立ち位置や観客を見る視線がしっかりしていたり、ステージでの場の盛り上げ方を知っていたりするということだ。しかし、その一方で、経験が少ない子でも、一生懸命さが伝わってきたり、“もっとこの子を見たい”と思わせる魅力があったりと、3次審査へと勝ち進んできただけの“素質”があることが見て取れた。

応募者のパフォーマンスを真剣に眺める審査員たち。

 果たして、審査員たちには、どのように彼女たちが映ったのか。審議は良い意味で難航した。審査員たちが審議に入るなり、「この子とこの子でユニットを作ったら面白そう」「この子に演歌を歌わせたら、もっと魅力が出そう」などと、応募者全員に、さまざまなプロデュース案が続々と提案される。すぐに応募者の魅力や素質をキャッチして、アイディアが出てくるところは、さすがはこの道のプロたちだと感心せざるを得ない。が、話は徐々にアキドラの専属アイドルを選ぶという、本来の趣旨に向かっていく。 “アキドラの専属アイドル”としてメンバーを選ぶには、どのような基準で選べば良いのか。審査員たちが主に話し合った点は、以下のようなところだった。

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