芸能界の“シルバーゲーマー”がすごい!

仕事よりゲーム優先!? “シルバーゲーマー”加山雄三の『バイオハザード』に対する本気度がすごすぎる

 先日の「敬老の日」にかけて芸能界の“シルバーゲーマー”を紹介。第1回は『バイオハザード』シリーズに熱中する鈴木史郎さんを紹介しました(参考記事)。『バイオハザード4』のマーセナリーズでは、驚きのハイスコアである20万点台を叩き出すという鈴木さん。ゲームに年齢は関係ない! ということを実感させられました。そして、今回は鈴木さんの“戦友”ともいえる、もう一人の“シルバーゲーマー”をクローズアップしていきます。

■加山雄三
“プロデューサーも脱帽するゲーマーっぷり”

『若大将シリーズ』などの映画や数多くのドラマにも出演する歌手の加山雄三さん。加山さんも有名な“シルバーゲーマー”の一人です。それを証明するエピソードの一つがこちら。「PlayStation Awards 2001」にプレゼンターとして登場した加山さんは、その年のPLATINUM PRIZE (100万枚以上売れた作品)に入賞したカプコンの『鬼武者』について「57分でクリアしたんですが、早い方ですか?」と同作のプロデューサー・稲船敬二氏に問いかけ、あまりのすごさに稲船氏も「スタッフでも1時間を切った者がいないので信じられない」と感心したほど。

 そんな加山さんが最も得意で熱中しているのが『バイオハザード』シリーズ。特に1においてはナイフ使用限定クリアというプロフェッショナルな縛りプレイを成し遂げたことは有名なエピソードです。さらに、タブ・ハウス有限会社「活力のあるシニアが新時代を作る」における鈴木史朗さんのインタビューでは、「バイオハザード4を芸能界でクリアしたのはボクと加山雄三さんだけ」(引用:タブ・ハウス有限会社「活力のあるシニアが新時代を作るより」)ということで、相当な腕前であることが証言されています。

『バイオハザード』の武器の限定使用クリアって本当にすごいことなんですよね。ゲームの全体的な流れ、どこで敵が出るか、敵はどのくらいの体力か、回復アイテムはその時点でいくつあるか、どこで回収できるかといった全てを把握しているわけです。そして、キャラクターの操作をほぼ完璧に行い、成し遂げていく……これって、やりこんだ積み重ねがあってこそなんですよね。本当に言葉では言い表せないほどすごいことなんです!

 また、鈴木史朗さんと加山雄三さんは、2012年に『バイオハザード』15周年と3DS『バイオハザード リベレーションズ』の発売を記念し、対談を行っています。好きな武器について『バイオハザード4』で装備できるシカゴタイプライターが良いと語り合い、「ジルとクリス、どちらとタッグを組む?」という質問にはお二人ともジルと答えるなど、『バイオハザード』が好きで、ともに同好の士として交流を深めている姿を見ることができました。

 最後に、FM岡山「加山雄三プレミアムステージ」では、『バイオハザード6』がリリースされたら仕事をキャンセルすると発言していました。そんな加山さんは驚くインタビュアーに対し、こう語りました。

「君、それは違うよ。映画も小説もゲームもひとつの娯楽かもしれない、でもゲームというのは自分で物語を作るキャラの生死も自分次第、無限の可能性があるよ。そんなゲームをね、僕は仕事の合間になんてできやしないよ、しっかり時間を取って、真正面から見なくちゃ(引用:FM岡山「加山雄三プレミアムステージ」より)」。

 ゲームの付き合い方は人それぞれですよね。息抜きだったり、腕試しのためだったり、ただ単に好きだから……たくさんある理由の中に、加山さんのように「時間をとって真正面から見る」向き合い方が存在します。あなたはどの向き合い方でしょうか? 私は、加山さんの姿勢に尊敬の念を抱きながら、もう少し時間を取って楽しみながら、「1クレジットALL」を目指そうと思いました。

 ゲームに対し、本気で挑む加山雄三さん。“シルバーゲーマー”だからってあなどってはなりませんね! 次はあるゲームをこよなく愛した、国民的声優を紹介していきます。
(文/らくしゅみっくす)

仕事よりゲーム優先!? “シルバーゲーマー”加山雄三の『バイオハザード』に対する本気度がすごすぎるのページです。おたぽるは、コンシューマーゲームゲームの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

- -

人気記事ランキング

XLサイズ……
XLサイズって想像できないだけど!!