■最新技術
王道のゲームが質を高めて最新作を投入してきたことは喜ばしいが、やはり新技術の開発も重要だ。ヴァーチャルリアリティ、ヘッドマウントディスプレイの分野では、PlayStationブースの「Project Morpheus」、Oculus VR社が開発した「Oculus Rift」などが、多くの関係者やメディアを惹きつけている。
Oculus Riftは視界が広く、360度を戦場とする宇宙空間のシューティングゲームではかなりの効果を発揮していた。
Morpheusは8台の実機を用意してひとり辺り約10分のプレイ時間を用意したが、キャンセル待ちで“難民”が続出。すべての希望者がその新鮮さを味わうのは難しそうだが、期待度の高さのあらわれであることは言うまでもない。
こうして見ていくと、大手メーカーが安定した品質の和製大作を送り込み、新しい技術の追求にも取り組んで、かなり活況を呈した東京ゲームショウになっていることがわかるだろう。楽観視は禁物だが、ゲーム人気の再燃もあながち夢ではないという気になってくる。
(取材・文/後藤勝)
日本製ゲームの逆襲なるか!? 東京ゲームショウ2014レポートのページです。おたぽるは、騒動・話題、コンシューマーゲーム、ゲーム、SCE、東京ゲームショウ、カプコン、SIEの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!
人気記事ランキング
人気連載