『お兄ちゃん、右手の使用を禁止します！』おっぱいは膨らみかけが一番！ 萌え萌えの妹たちとキャッキャウフフな“性”活！！萌えゲーアワード2014 フェチ系作品賞受賞！

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ちゃ：予想以上にありました（苦笑）。いまの若いユーザーは、右手でマウスやスマホを握って、左手を使うみたいなんです。でもゲームタイトルでは右手の使用を禁止しますとうたってはいるけれど、重要なのは右手そのものじゃなくて、怪我をして腕が使えないから看病してもらうってことです。左手派の方も思う存分、妹たちに看病してもらえばいいと思います。

―タイトルを発表されたとき、起用した声優に対してネットからは意外な選出だという反応があったそうですが、声優を選ぶ基準って何かあるんですか？

ちゃ：基本的にサンプルボイスを聞かせてもらって、キャラのイメージに合う声優さんにお願いするってスタンスです。もちろん知名度や顔出しできる方、広報に協力してくれる方とか、最終的に声以外の部分でのバランス調整も多少はありますが。

―ゲームボリュームはどの程度でしょう？

ちゃ：正確な時間を計ったわけじゃないんですが、1キャラの攻略に7～8時間というところじゃないでしょうか。それぞれ四人分のルートと他に……ってところです。これまで発表したゲームに対するユーザーの反応をもとに、長すぎず短すぎないように作ってはいますね。

―妹たちとのエッチの回数は……？

ちゃ：それは言えません。お楽しみってことで（笑）

●制作者側こそが性犯罪者を最も憎まなければいけない

―話は変わりますが、今年の七月に岡山県で小学五年生の女子児童が監禁されるという事件が起こりました。事件の犯人がアニメのポスターを部屋に貼っていたという報道から、アニメや漫画、ゲーム等への規制論やオタクへの偏見が過熱したかと思います。ゲームを制作する側の人間として、ちゃたさんも大和環さんも何か感じることはありますか？

ちゃ：ゲームが犯罪を助長することはないと言いたいです。制作する立場の人間としては、そういった犯罪者を最も憎まなくちゃいけないんですよ。確かに、凌辱や痴漢といった犯罪の臭いがするものを得意とするブランドもあります。だけど、ゲームで描かれるのは作り物。ある種のファンタジーを描いているんです。ファンタジーと現実がゴチャゴチャになって犯罪に走ってしまったのならば、それはゲームそのものではなく別に問題があるんじゃないでしょうか。

大和：犯罪に走る人は子供に対する視点が暴力的であって、一般の方のそれとは異なると思います。つまり子供に対して、言うことを聞かせやすいとか、扱いやすいとか、力でねじ伏せることができる対象として見ているんですよ。岡山の事件でも「自分好みに育てたかった」と容疑者が語ったという報道を見ました。

　ではアニメや漫画、ゲームが好きな方がそういう暴力的な視点を持っているかといったら全く違いますよね。美少女ゲームの場合、特に18禁ゲームという意味では世間から誤解を招かれることもあるかもしれませんが、ユーザーは好きな原画家の絵に声がついたものを、脚本のある架空の世界で楽しんでいるんです。だからゲームそのものが犯罪を助長するとは考えられません。

　これは弊社の場合にはなってしまいますが、弊社のゲームは明るい家庭、明るい人間関係を大事にしたものになっていますしね。

―『おに禁』以降のブランドの活動予定を教えてください。

大和：コッテコテの萌えゲーを1本GLacéから来春リリースを目指して制作中です。その後はGallete、GLacéとブランドが交互にリリースできるようにしていきたいと考えています。あと、グッズ展開はユーザーと触れ合える場なので積極的に行っていきます。毎回、人気になるキャラは抱き枕カバーにしているんです。キャラをユーザーの身近に置いてもらえるようにすることがゲームを掘り下げることにつながりますし。

ちゃ：ゲーム作りに関しては、今後もユーザーの求めるゲームでしか表現できない構図や萌え、妹像をていねいに突きつめて描いていくってことでしょうか。ユーザーとキャラが1対1で向き合える。それがゲームの利点ですから、表現できることはたくさんあります。あとこれはぼく自身の考えですが、18禁に限らず、魅力的なキャラクターコンテンツは可能な限り生み出していきたいなと思ったりはしています。

―キャラを生み出す側の視点として、自分が作り上げた妹たちが抱き枕カバーになってユーザーのもとに旅立っていくのに嫉妬が湧いたりってします？

ちゃ：ないですね。むしろ嬉しいですよ。うちではユーザーのもとにキャラが届けられることは「嫁入り」って言ってるくらいですから（笑）。色々とうっぷんが溜まっているような方々はぜひとも『おに禁』で心行くまで発散してほしいですね。
(文/構成=Leoneko）

 
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