「週刊少年ジャンプ」情報レビュー

「週刊少年ジャンプ」人気作の『暗殺教室』人気投票企画に作者が苦言!?

――発行部数267万部(一般社団法人 日本雑誌協会発表)を誇る最強の少年マンガ誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)。そんな「ジャンプ」の最新情報をさまざまな角度からご紹介!

1409_jump42.jpg「週刊少年ジャンプ」2014年42号(集英社)。

 月曜祝日を受けて、13日に発売された「週刊少年ジャンプ」(以下、「ジャンプ」)2014年42号、表紙と巻頭カラーは新連載第2弾『ハイファイクラスタ』。同作は本誌での読み切りを経ての連載となっている。作者の後藤逸平は、本作が初連載と伺える。SF要素の強いアクションもののでどこまで人気を伸ばせるか、その手腕に期待したい。

 今週の掲載順は、『僕のヒーローアカデミア』が先週のセンターカラーから引き続き、上位に食い込んだ。今週のセンターカラーは2話目となる『ジュウドウズ』以外に、『火ノ丸相撲』『磯部磯兵衛物語~浮世はつらいよ~』が獲得しており、新世代の台頭を伺わせるものとなっている。一方で、今週の最下位は『ヨアケモノ』。『三ツ首コンドル』も後ろから3番目と、黄信号が灯っている。サバイバルの厳しい「ジャンプ」で生き残ることができるのか、注目だ。

 今号の注目は、第1回『暗殺教室』キャラクター人気投票の結果発表。単行本の累計発行部数は1000万部以上を誇る本作だが、応募総数は2598票とかなり寂しい結果となっていた。結果発表ページでは「応募券制にも関わらず投票してくださった読者の皆様に感謝が尽きません……!!」といった文言に加え、作者の松井優征は巻末の作者コメントにて、投票してくれた読者に謝辞を述べると共に「ただ突如応募券制にするのは勘弁して欲しかった」と苦言を呈する異例の事態に。あわせて、記載されている応募者プレゼントの当選者発表が該当ページに存在しないなど、今回の人気投票は想定外のドタバタ劇となってしまったよう。実写映画やアニメ企画が進行中の人気作なだけに、今後の展開にケチが付かないことを祈りたい。
(雑誌やマンガ作品に関して、言及のない限り、版元は集英社。文中、敬称略)

暗殺教室 10 (ジャンプコミックス)

暗殺教室 10 (ジャンプコミックス)

単行本はバカ売れ(のはず)なのに…。

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