「サークルクラッシャー臭がする」!? 浅倉南の魔性を浮き彫りにした『アメトーーク!』の「タッチ芸人」

 9月11日放送の『アメトーーク!』(テレビ朝日)では、あだち充の不朽の名作『タッチ』(小学館)を愛するタッチ芸人たちが登場した。

 番組がスタートすると、浅倉南のコスプレをした磯山さやかを先頭に、明青学園高校野球部のユニフォームに見を包んだ芸人たちが入場。全員が達也or和也のコスプレですと、ひとしきりボケてから本題に突入した。

 まずは、上杉達也・和也の双子の兄弟と、浅倉南の幼なじみの関係の解説からという『タッチ』を知らない世代にも分かりやすい説明をするタッチ芸人たち。

 達也と和也、南の微妙な三角関係をはじめ、南と和也のキスシーンや淡い恋のやりとりなどを紹介。そして、あの名場面、和也が事故で死ぬ場面を紹介しようとすると、スタジオの観覧席からは「えー!」という悲鳴が。若い女性が多い観覧者の中には、和也が死んでしまうことを知らない人も多かったようだ。

 ほか、「いつもフェンス越しに野球部を見ているボクシング部の原田」「原田はホットコーヒー好き」といったネタや、地方大会決勝で明青1点リードの場面で須見工4番・新田と勝負する場面、名セリフ「上杉達也は浅倉南を愛しています」といったファンならではの名場面などが続々。さらに、ペナルティのワッキーは「(タッチは)パンチラが多い」と力説。南が達也に気づかずに着替えをはじめたときに達也が咳ばらいをして存在を知らせたときの「ほんとのスケベなら息をひそめて最後まで見てらァ」という台詞を真似して、ワッキーがパンチラをみかけたときに同じ台詞を使っていたことも明かした。

 そして今回のハイライトは、達也との微妙なやりとりを交えつつ、南が繰り出すグっとくる仕種の解説。ラーメン丼やぬいぐるみの効果的な使い方、日記を見られたか確かめるときの小悪魔なやりとり、ストローをくわえて見つめる、不用心に着替える、高校生なのに「南はポーカーのチップじゃないぞ」というセリフなど、さまざまなテクニックや生活習慣を検証し、出演者たちは大盛り上がり。ネットでも「やっぱり南はビッチ」「魔性の女」「サークルクラッシャー臭がする」といった感想も多く、視聴者の反響も大きかった。一見、正統派ヒロインのイメージのある南ちゃんだが、その手練手管が改めてクローズアップされることとなった。

 現在は「ゲッサン」(小学館)で、同じ明青学園を舞台にした『MIX』が連載中と、ふたたび注目を集めそうな『タッチ』を始めとするあだち充作品。『H2』や『クロスゲーム』といった野球マンガのほかにも、ドラマ化もされた『ラフ』など、語りがいのある作品ばかりなので、あだちファンは今後も作品をテーマにした放送を楽しみに待ちたい。

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