事務所の方針に不満!? 　地下アイドルも経験した“メガネっ子グラドル”町田みゆうが、事務所の副社長に就任した理由

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ちゃんと“副社長”の名刺もあります。

――グラビアアイドルにこだわった理由は、何かあるのですか？

町田　深い理由はないのですが、自分の写真集を出すことが目標なんです。グラビアは、若いうちにしかできないので、自分のきれいな時期を写真集やDVDに収めておきたいんですよね。やっぱり、きれいに自分を撮ってもらう機会は、普通に過ごしていたらないので。あとは、小倉優子さんがすごく好きなので、憧れていたところもあるのかな。でも、容姿に自信があったわけではないので、マネージャーさんから、アイドルの方が向いていると言われて、まぁ、確かにと思ってアイドル活動をしていたんです。

■“メガネっ子グラドル”も自分で考えた戦略だった

――副社長になりたいというのは、町田さんからの提案だったのですか？

町田　そうですね。うちの会社は、男性のスタッフしかいないんです。でも、所属タレントには女の子もけっこういて、男性スタッフがいいと思ってとってくる仕事の案件も、女の子の気持ちでみると違うんじゃないかなというのがあるので、いろいろ意見を出していたんです。自分で自分の仕事もプロデュースしたいというのもあったのですが、ほかのタレントさんのマネージメントにも興味があったので、会社に自分がそういうことをしてみたいと提案したら、副社長になりました。

――町田さんは、副社長になる前からマネージメントの会議にも参加されていたそうですが、所属タレントも参加するのが事務所の方針だったのですか？

町田　違います。私は自分の意見をはっきり言うタイプなので、マネージャーさんと話し合う時に、けっこう自分の意見を言っていたんです。そうしたら、会議に出れば自分の意見ももっと上のレベルで反映できるから参加してみないかという話になり、会議に頻繁に出席するようになりました。

――やはり、地下アイドル時代の事務所への不満が大きかったのですか？

町田　拳銃少女の運営は、会社とは関係なかったのですが、コンセプトが崩れているのに活動をだらだら続けているのもダメじゃないかと思っていたし、そういうことをマネージャーさんと話し合えず、連携がとれないのであれば、マネージャーさんがいる意味もないですからね。そもそも、それが嫌になって、一度、事務所を辞めていますから。

――町田さんには、もともと、活動のビジョンがあったのですか？

町田　話すことが好きなので、ラジオ番組やポッドキャスト（インターネットラジオの一種）に出たかったんです。でも、地下アイドルをやると、その活動がメインになってしまうので、やりたいこともできないんですよね。しかも、地下アイドルも、1000人のメンバーがいるというコンセプトがあるのに、毎回、私一人だけしか出演してなかったし、新曲も全然出ない状態で……。ライブに出るのは楽しかったですが、そんな状態で活動する意味があるのかと思っていました。

――つまり、当時のマネージャーが、町田さんのことをよく理解していなかったということだったんでしょうか？

町田　そうですね。あまり馬が合わなくて。だから、もっと上のレベルで意見を反映させたかったんです！

――副社長になる以前に、自分の意見を反映させて上手くいった事例などはありますか？

町田　話すことが好きなので、『みゆうの３分バスタイム♪』というポッドキャストを配信しています。また、お笑いコンビ・アンタッチャブルの柴田英嗣さんのラジオ番組『LINDA！～今夜はあなたをねらい撃ち～』（TBSラジオ）で、私を取り上げてもらっていたことがありました。その番組には、放送後の感想や裏話などを話す「放送後喋」というポッドキャストがあったのですが、私はずっと“放課後喋”だと勘違いして、ブログなどで紹介していたんです。そうしたら、柴田さんから間違っていると指摘されて、それだったら自分で“放課後喋”を作ってしまおうということで、一緒にアイドル活動をしていた子と『町田みゆう・二北こゆりの放課後喋』というポッドキャストを作って配信していました。これは一時期、話題になりましたね。

――“メガネっ子グラドル”というのは、町田さんからの提案だったのすか？

町田　そうですね。「日テレジェニック 2014」【編注：日本テレビが毎年行う、イメージガールのオーディション】を受けた時、オーディション過程を放送する番組を見ている視聴者に、一番早く覚えてもらうには、どうしたらいいかと考えたんです。ずば抜けてかわいいわけでもないし、おっぱいはFカップありますが、1番大きい参加者はHカップあったので、特別おっぱいが大きいわけでもなく、去年はお尻を推すグラドルさんがたくさんいましたが、自分にお尻キャラのイメージがついていたわけでもないので。その時、もともと目も悪いし、メガネが好きだったので、自分の好きなメガネを推しにすればいいと思い、“メガネっ子グラドル”を自分で定着させました。

 
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