ブレイク前夜の注目アイドル!

2014年真夏の一等星! アイドルネッサンス定期公演千秋楽レポート【写真多数あり】

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 また数々のライブイベントにも参加し、その中でも一気に話題を集めたのが8月2〜3日に行われた「TOKYO IDOL FESTIVAL」。特に初日の「SKY STAGE」で行われたステージは、青空と夕暮れが混じり合う空をバックに立つ白い制服の7人というファンタジックな光景と、『夏の決心』に『初恋』(オリジナル:村下孝蔵)、そして先の『17才』というセットリストとパフォーマンスで話題を呼んだ。これによって、金曜昼13時開演にも関わらず、定期公演の観客動員数は、TIF前週の64名からTIF終了直後には92名に、さらにその翌週は154名とうなぎ登りだった。

 そして8月29日、6週間続いたアイドルネッサンス定期公演が千秋楽を迎えた。ツナギからTシャツまで、ロングからポニーテールまでと、毎公演ごとに変え続けた髪型とコスチュームは、最終日は全員オリジナルの姿に。暗転と共に始まった一曲目は現在の持ち曲では最もアイドルポップス度が高い『Good day Sunshine』(SAWA)。壮大さと疾走感あるサウンドと愛らしいダンスの相性がいい。続いて響いてくるシンセベース音は『PTA~光のネットワーク』。元々、発表当時にはTMネットワークのパロディで、今風に言えば「ネタ曲」だった同曲だが、時代を経てネタ感が薄れ、さらに教師に対する憐憫の歌詞を中高生が歌うことで、オリジナルとはガラリと味わいを異ならせる、“ルネッサンス度”の高い1曲に仕上がっていた。

 この日の日直・百岡古宵が仕切るMCと自己紹介を挟み、定期公演限定で披露していた『シンデレラ・ルネッサンス』(オリジナル:池澤春菜)に、エアギターやモンキーダンスが可愛い『恋する感覚』(Base Ball Bear feat.花澤香菜)、そこから一転ソリッドな『ガリレオのショーケース』(UNISON SQUARE GARDEN)へ。同曲ではセンターの石野理子の振り切った歌とダンスが強烈で、彼女の出身校であるアクターズスクール広島の先輩、SU-METAL(BABYMETAL)を彷彿とさせる迫力を見せた。

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 そんなパワフルなステージの後に始まったのが「アイドルネッサンス学園」。彼女たちが様々なお題にチャレンジするトーク&ゲームコーナーで、今回のお題は作文でテーマは「ひと夏の思い出」。メンバー全員にとって、候補生から正規メンバーとなって迎えた、はじめてのアイドルの夏。それもこの劇場が彼女たちのデビューの場所でもある。それだけに原稿用紙を手にして読む声は大半が涙まじり。「史上最速の夏休み」「去年までは普通の小学生でした」「この劇場がはじめてアイドルになれた場所」「後悔は新曲披露が一度出来なかったこと」「ひとつ出来なかったことは……宿題です」……などなど、それぞれの言葉で2014年の夏を振り返っていた。そして、その中で語られた全員一致の意見は、彼女たちがアイドルネッサンスで最高の夏を過ごせたということ。そしてこの勢いを止めるつもりもないことだ。

 後半最初の曲は、この日初披露となる『手を打ち鳴らせ!!』(THEイナズマ戦隊)。一度聴けば自然と手が動くクラップが印象的で、今後ライブの定番曲になりそうだ。続いて、名曲が彼女たちによってさらに生命力を与えられたような『太陽と心臓』では、間奏で橋本佳奈がトランペット演奏を初披露。そしてこの定期公演の第1週に初披露した、彼女たちの「夏のテーマ曲」ともいえる『夏の決心』。「夏休みはやっぱり短い」に始まる歌詞はこの千秋楽に何よりふさわしく、今まで歌ってきたどのステージよりも歌とダンスに彼女たちの気持ちが乗っている。間違いなくこの瞬間しか見れない、愛らしくポップでありながら激情的なパフォーマンスだっただろう。

十七歳

十七歳

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