アメコミのスピンオフが続々ドラマ化!! 「バットマン」シリーズ『GOTHAM』が9月より全米で放送開始

1409_gotham.jpg「FOX」のGotham公式HPより。

 最近のDCコミック映像化作品では、映画『スーパーマン V バットマン:ドーン・オブ・ジャスティス』が話題に。そんな中、アメリカにて9月22日(現地時間)よりFOXで放送がスタートとなる『GOTHAM』が注目を集めている。

 タイトルからもわかる通り、舞台は「バットマン」シリーズでおなじみのゴッサム・シティ。しかし、このドラマにバットマンは登場しないのだ。映画『ダークナイト』のシリーズでもオイシいところ持っていったジェームズ・ゴードン署長がまだ若かりし頃のゴッサム・シティが舞台となっている。

 観劇の後、両親を何者かに殺されたブルース・ウェイン少年を筆頭に、ペンギン、ジョーカー、リドラー、キャットウーマン、ポイズン・アイビーといった、ゴッサム・シティの暗黒面を代表する面々の“人間だった頃”が描かれていく本作。果たして彼らがどのような事件や試練に遭遇して、人間をやめて悪に身を沈めようと決意するのか? そんな人間ドラマも期待できる新作となっている。

 なにせFOXがJ・J・エイブラムスがプロデュースしたドラマ『ALMOST HUMAN/オールモスト・ヒューマン』を第1シーズンで打ち切ってまで、『GOTHAM』を選んだのだ。『ALMOST HUMAN/オールモスト・ヒューマン』は、視聴率的には第3シーズンの制作が決まっているドラマ『ザ・フォロイング』と同程度の成績だったという。それを蹴ってまで『GOTHAM』にかけるのだから、失望するようなものにはなってほしくないわけだ。

 DCコミックス原作のドラマとしては、CWテレビジョンで好評オンエア中の『ARROW/アロー』に続いて放送となるビッグシリーズ。また『ARROW/アロー』もスピンオフ作品『THE FLASH』が控えている。映画でもコミックス原作ものが多数制作進行中だが、スピンオフのドラマ化という現象は、テレビでも起こり始めているのかもしれない。
(文/加藤千高)

Gotham Central Book 1: In The Line of Duty

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これが原作というわけではないので、あしからず。

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