“夏コミに落ちた”えろ漫画家ピクピクン☆がサマソニに参戦!?　熱くぐっしょり濡れるライブを展開！

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『デンジャラス万華鏡2』でコラボするminami様。

　この日の東京は曇りでしたが、千葉の海浜幕張駅に着いたら天気はピーカン。サマソニの会場案内を見ると、ステージの場所はメイン会場の幕張メッセから道路を1本挟んだお隣なので、「近い近い♪」と余裕をぶっこいていたら、これが意外と遠い！　炎天下の中、駅から奥へ奥へと歩かされ、ピクピクン☆先生がライブをするSIDE-SHOW MARINEのステージに着いた時には、洋服の下はすでにぐしょぐしょに濡れていました…。

　ステージの前には、すでに準備万端のピクラー（ファンのこと）たちが、ピクピクン☆先生の出番を待ちながら、「出れんの!?サマソニ!?」のステージを楽しんでいました。そしていよいよ、ピクピクン☆先生がリハーサルで登場するなり、さっそく興奮し始めるピクラーのみなさん。「マー、マー」と一斉に声を上げ始めます。「言っちゃダメだから！　サマソニで言っちゃ、怒られるから！」とピクピクン☆先生。「でも今日はね、持ってきたから大丈夫。これは言っても怒られないから」と、拳よりちょっと大きいくらいの黄色の玉を掲げ、「マンゴォォォォォーーーー!!」。この叫びに、ピクラーも「イエーイ！」と盛り上がる。しかし、ピクピクン☆先生が手に持っていたのは、明らかにパパイヤ。なんでも、パパイヤをマンゴーだと思って買ってきてしまったらしい。ピクピクン☆先生って天然なんでしょうか？　その後も、「濡れてる、濡れてるー」と叫ぶピクラーたちとまったりトーク。

ピクピクン☆先生がライブ中に飲む、ごま油の存在感が…。

ピクピクン☆先生：（ライブ中、ステージから）降りていいかなぁ？　降りたいんだけど……。
ピクラー：いける、いける。
ピクピクン☆先生：え？　男性ファンのところに行くの？　で、チューするの？
ピクラー：Yes、Yes！
ピクピクン☆先生：ホモーソニック？
ピクラー：ホモーソニック！

ピクピクン☆先生：暑い〜。いつも部屋でおっぱいばっかり描いているからね。エロ漫画家だからね、エロ漫画家がサマソニ!?
ピクラー：イエーイ！
ピクピクン☆先生：エロ漫画家がサマソニ!?
ピクラー：イエーイ！
ピクピクン☆先生：エロ漫画家がサマソニーッ!!
ピクラー：イエーイ!!
ピクピクン☆先生：引きこもりに救いの手をありがとうございます。

何度でも言おう。この人は夏コミに落ち、サマソニに受かったエロ漫画家。

……今、リハーサル中ですか？　そんな突っ込みを心の中でしていると、いよいよ本番の時間に。一応、ピクピクン☆先生が下手にはけ、今からライブが始まりますとばかりに再び登場。まぁ、ここからライブが始まるので、間違っちゃいないのですが……。そして、ピクピクン☆先生の太くていいナニ？　そう、声で、失恋オ○ニーソング「千紫万紅アナタは万華鏡」からスタート。すでに、ピクピクン☆先生との“前戯”を終えていたピクラーのみなさんは、いきなりテンションMAXに。次いで、「Yes！Rice！お米」という熱い叫びが繰り返され、まるでピストン運動のように叫ばれるたびに脳内に刻み込まれる「コノホシヲハラマセシモノ」。米農家でもあるピクピクン☆先生らしい、お米への愛が詰まった歌で、「お前たちは大切な稲だ！　たっぷり大地を踏みしめて、耕していくぞ！」と煽るピクピクン☆先生。ここだけ見ると、どこかの米農業団体がお米イメージソングに認定して、ピクピクン☆先生がお米系アーティスト（謎）として活動してもおかしくない感じなのですが、いかんせん、歌詞がちょっとエロい。そこは、やはりエロ漫画家です。ラストは、同じくお米ソングの「豊穣の舞」。「はい、稲穂になって～。お前たちは稲穂だよ！」と、ピクピクン☆先生のかけ声に、手を合わせた状態で上げ、ステージを見に集まったみんなでポーズをとる。ピクピクン☆先生とピクラーが一体となり、ライブの興奮は絶頂へ……。

　そして、「サマソニ、サイコーッ!!」と叫び、去って行ったピクピクン☆先生。炎天下の中、熱くぐっしょり濡れる、カッコいいライブを魅せてくれましたが、あくまでもこの方はエロ漫画家さん。しかし、ただでさえ異色な経歴に“サマソニ出演アーティスト”という文字が新たに刻まれる瞬間を目撃した……そんなことを思わせる最高のライブでした!!
（取材・文／桜井飛鳥）

【次ページにも写真あり】

 
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