アイドルライブにオカマが登場!?　青SHUN学園の変幻自在なパフォーマンスにサマソニ会場は大盛り上がり！

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女性メンバーによるダンスも見応えある「手紙。」。

　続く2曲目は、男性メンバーのAKIRAがバックダンサーに参加しながらの、女性メンバーによる「手紙。」。早速、アイドルライブでおなじみの男性ファンによるコールが始まり、曲の合間には「タイガー、ファイヤー……」とMIXが打たれる。曲が始まるなり、それまで熱いロックフェスであったはずの空気が、一瞬でアイドルのライブ会場の空気に変わったのが、なかなか面白い。「手紙。」は失恋をテーマにした切ない曲だが、間奏では、メンバーのソロダンスもあり、女の子たちによるカッコいいステージが披露された。

観客エリアをめいっぱい使い、ライブを楽しむ観客。

　青SHUN学園の変幻自在なライブは、まだまだ続く。3曲目は、「力の限り!!!」。再びSHUNが登場し、「ここにいる全員の笑顔に会いにきた！ 元気よく行くよー！」のかけ声に、会場から「おー！」と熱い叫びが返ってくる。それまで黒いスーツ姿で女性客のハートを掴んでいたイケメンのAKIRAも衣装チェンジし、オカマメンバーの伊達アキコとして再登場！ そして、メンバーたちの「まわれー」の煽りに、集まった観客が笑顔でぐるぐると回り始める。その楽しそうな様子に、気づけば多くの観客がステージの前で足を止めていた。

オカマメンバーの伊達アキコも登場！

　ラストの曲は、「開放～オーエーオー～」。

「最高の思い出にしよう！ さぁ、みんないくよ！」

　SHUNの呼びかけに、その日初めて彼らを知った人たちもファンと互いに肩を組み、「オーエーオー」と声を上げる。そして、SHUNの声が会場に響く。

「もっと笑顔に！ 君たちの笑顔を魅せてくれ！」
「楽しむんだ！ 自分が踊れ！ 遊べ！」
「この会場を見たことの無い景色に！ 一人ひとりの笑顔を作ろう！」

　ステージの前には円陣ができあがり、観客は「オーエーオー」の声に合わせて首をふる。メンバーも観客も一体となって楽しむパフォーマンス。そこには、みんなが笑顔になれる青SHUN学園のパワーがあった。

最後はメンバーもファンとハイタッチで盛り上がる。

　最後は、みんなでハイタッチ。そして、SHUNが叫ぶ。

「みんな仲間だ！ 自分自身に最高の拍手を！」
「みんなサイコーだったぜ！ お前たちが主役だーっ！」

　メインステージに負けない、熱いライブを繰り広げた青SHUN学園。観客を巻き込み、まるで祭りのような盛り上がりをみせたステージは、「SIDE-SHOW MARINEじゃ、小さい！」と思ってしまうほど圧巻だった。過去には、「出れんの!?サマソニ!?」に出場したのち、実際にメインステージに立ったアーティストもいる。いつか青SHUN学園が、サマソニのメインステージに立つことを願いたい！
（取材・文／桜井飛鳥）

サマソニでも観客に最高の笑顔を届けた。

 
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