森久保祥太郎ら人気声優を積極的に起用する読売新聞 若者の新聞離れを食い止めるのは声優!?
2014.08.21
8月19日発売の読売新聞朝刊に声優の森久保祥太郎が登場。8月19日は「バイク(819)の日」ということで、ライダーである森久保がバイクに関するインタビューに答えていた。
インタビュー記事で森久保は、16歳になってすぐ原付免許を、その1年後には自動二輪免許を取得すると、25歳ごろには大型免許も取って、幼いころから憧れだったアメリカンタイプの大型バイクを新車で購入したというエピソードを披露。そのほかにも季節ごとの空気の匂いを感じられるのがバイクの魅力だと語り、バイクに乗る上でのマナーなどを話していた。
この記事は、読売新聞が企画・制作した日本二輪車普及安全協会の広告記事だが、近年、読売新聞紙上では人気声優の露出が多い。
2011年には「声もイイ! 顔もイイ!」声優として、宮野真守、櫻井孝宏、小野大輔、神谷浩史、福山潤が紙面で大きく紹介されたことも話題となったが、今年に入ってからは、同紙の朝刊コラム「編集手帳」を三上枝織や梶裕貴、島崎信長、竹達彩奈などが朗読した動画がYouTube上で公開されている。また、第4水曜夕刊のコーナー「POP STYLE」では、アニメ専門チャンネル「アニマックス」で放送されている声優番組『ボイス スイッチ』とコラボして、番組収録の裏話などを掲載しているのだ。
声優を起用する理由について、「編集手帳」朗読を手がけた読売新聞大阪本社プロモーションアカウントのTwitterによれば、若者の新聞離れからまずはコラムだけでも新聞を読んでもらえるように、とのこと。実際、今回の記事に対してもTwitterなどで反響があったことから、今後も読売新聞で多くの人気声優を目にする機会が増えるのかもしれない。