トラウマ必至!? まさかのヒロイン(?)壮絶死で急展開を迎える『トッキュウジャー』

 電光掲示板による訂正とお詫びも終えて、完成した超超トッキュウダイオーは、シュバルツのロボとグリッタの皇帝ロボを圧倒。“超超トッキュウダイオーイマジネーションエクスプレス”なるスターバックスのメニュー並みの長さの必殺技で、シュバルツに止めをさそうとした、その時! シュバルツをかばったグリッタの皇帝ロボが、その攻撃で大爆発! 傷つき、川辺に横たわるグリッタに、シュバルツが駆け寄ります。

「なぜ……私はあなたを利用したのに」と悔いるシュバルツに、瀕死のグリッタは「あなたのお傍に立ち、お話できて幸せでした」と語ります。グリッタは、いつしか女帝と化す前の、純真な乙女の心に戻っていたのです。この韓流ドラマ並みの泣かせ演出には、ネットの住民たちも「グリッタ、死んじゃう?」「彼女が出ないのなら、もう来週から見ない」など号泣意見が頻出。しかし、まさかの展開は、ここからが本番だったのです……。

 いきなりグリッタの体から、異形の手が突き出て、シュバルツを襲います。間一髪でシュバルツがそれをかわすと、次の瞬間、グリッタの体は内部からの強烈な光によって四散し、そこに現れたのは、何と彼女のキラキラを吸収してパワーアップした闇の皇帝ゼット(演:大口兼悟)! これまで場末のホストのような格好だったゼットさんですが、ついに怪人態で出現。満を持しての登場だけあって、かなりデザインも凝ってます。大口さんもこれを見て、かなりテンションが上がってたとか。

 ゼットは「将軍、手前の目だがな。さっきちょっとだけ光ってたぜ」と言って、無造作にシュバルツを斬り捨てると、今度はライトに「俺が初めて見たキラキラは、お前らだったのかも知れねぇな……今度はそいつももらう」と宣戦布告。ついこの前までネットで「いつか改心して追加戦士になるのでは?」との意見が散見されていた男とは思えない悪人っぷりです。一番人気のヒロインだったグリッタを惜しげもなく爆死させ、味方かと期待させておいたゼットも、この手の平返し。さすが靖子にゃん、俺たちが出来もしないことを平然とやってのけるッ。そこにシビれる! あこがれるゥ!

 ちなみにネットでは今、川ポチャで生死不明なシュバルツが終盤よみがえると予想する声が大きいのですが……怖い、怖いよママン。かくしてライトたちは、さらに強大になって帰ってきたゼットとの戦いと、自分たちの住んでいた町“昴ヶ浜”への帰還を、みんなで誓うのでした。

 前回の強烈な引きから、物語を牽引してきたライトたちの町の記憶の解明、まさかのグリッタの死にゼットの復活と、疾風怒濤の急展開な第23駅でした。さて烈車戦隊トッキュウジャー、勝利のイマジネーション! 出発進行!! 次の停車駅は、闇に沈んだ“昴ヶ浜”にはレインボーラインで行くことができないと知り、落ち込むライトたち。だがそんなライトたちに、明がある秘策を授ける「第24駅 分岐点を越えて」です。東映の公式サイトさん曰く「ある意味ここからトッキュウジャー 第2章の始まり」となる次回。ライトたちの住んでいた町がどうなっているか気になる人もそうでない方も人も、乗り遅れのないよう、ご注意ください!!

 今回もEDの列車紹介はお休みです。
(文/雑賀洋平)

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