男食いしたグリッタの豹変ぶりに激論必至! 焦らしと生殺しに辛抱たまらん『トッキュウジャー』

 慌てて烈車に引き返そうとするトッキュウジャーたちの前に、さらに瞳の色も青から赤に変わったグリッタ嬢……じゃない女帝グリッタが参上。「シャドーラインは新しい陛下と共に一気に侵攻を開始します」ノア夫人の勇ましい宣言に驚くと同時に、前回その身を入れ替えたミオは、その心中を慮って「グリッタ、あなた逃げたんじゃなかったの?」と問い詰めます。「逃げる、なぜそんな必要があります?」そう答えたグリッタは、ゼット譲りの闇の力で一気にトッキュウジャー全員をふき飛ばします。そこでクールにひと言「シュバルツ、何を遊んでいるのです。トッキュウジャーごとき、さっさと闇に沈められるでしょう」20分前まで「シュバルツ様~」な恋に恋する乙女だった彼女が、ひとり男を食っただけでこの豹変っぷり。あなたは夏休みが終わると急に大人っぽくなる女子ですか。やっぱり女はおっかねえ。

 シュバルツは奪った烈車を合体させ、トッキュウオーでトッキュウジャーに勝負を挑んできます。トッキュウジャーもディーゼルオーとビルドダイオーで応戦しますが、シュバルツの巧みな操縦と突如戦闘に参加したグリッタ操る皇帝ロボの猛攻に大苦戦。そして皇帝ロボが発した“ダークネスホール”を受け、大爆発が!!

 ……えっ、ここで終わりなの!? そう、ここで終わりなんですよ、奥さん。しかもですね、来週は一週お休みで次回は8月10日放送って、生殺しにもほどがある! シャドーラインの下克上に味方の巨大ロボット同士の戦闘、そしてまさかの主人公敗北と、定石破りもここに極まりな内容でしたが、考えてみたら靖子にゃんは『特命戦隊ゴーバスターズ』では、シリーズ折り返し地点でラスボスを倒すという反則技を繰り出したという過去がありますからね。もうここからは何があっても不思議はない。

 最後にグリッタの皇帝ロボが放った“ダークネスホール”だって、明が巻き込まれるとき、シュバルツが明に向かって「行きたいのなら行かせてやる」と言っていることから、単純なビームとかではなさそうな雰囲気が……って、ああ妄想が止まらない。またこれから2週間は、全国3000万人の熱い特撮ファンたちによって、リアル、ネットを問わず暑苦しい異論反論オブジェクションが繰り広げられるであろう第22駅でした。

 さて烈車戦隊トッキュウジャー。勝利のイマジネーション! 出発進行!! 次の停車駅は、なんとか立ち上がったライトたちの耳に響くのは、あの夏祭りのお囃子。過去と現代が、イマジネーションと現実が交錯し、これまで断片的に語られてきた記憶がついに結集する?「第23駅 手と手をつないで」です。レッドレッシャーからビルドレッシャーまで9編成の烈車が合体する超超トッキュウダイオーが気になる人もそうでない方も、乗り遅れのないよう、ご注意ください!! 繰り返しますが、次回は8月10日放送ですので、乗り間違いにもご注意です!!

 EDの列車紹介は、今回も公開中の映画告知のため、お休みです。
(文/雑賀洋平)

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やっぱぱ~やっぱぱ~い~しゃんてん♪

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