『アナ雪』『マーニー』に続け!? 百合展開にぬるぬるの肉弾戦もアリな『トッキュウジャー』第21駅

――日本全国のちびっ子から青少年、大きなお友だち、さらにはお母さん方といった女性までもを魅了する特撮ヒーローたち。そんなヒーローの活躍を世に広めるためのレビュー! これさえ読めば、気になる特撮作品のあらすじから評判までがまるわかり!!※本文中には“ネタバレ”が含まれていますので、ご注意ください。

■『烈車戦隊トッキュウジャー
第21駅「花嫁は逃走中」

【今週の極私的見どころ!】
 6号のコケに感涙! ようやく仲間になれたね!!

 追加戦士の宿命とはいえ、EDでの明らかな追加合成や、OPでの集合カットに入っていたり入ってなかったりと、その微妙な扱いに6号こと虹野明(演:長濱慎)は、本当に仲間になれたのか一抹の不安を覚えていたファンも少なくないだろう。

 だが今週、誰が呼んだか『トッキュウジャー』最大の見せ場のひとつである、OPの爆発バックのコケカットに、ついに明が登場! 1号から順に持ち回りでコケていくこのカットに参加したということは、正真正銘これで明が『トッキュウジャー』の仲間入りを果たした証拠だ。

【今週のオススメ度】
★★★★☆
(前回のあらすじはこちら)

 ワゴンさん(CV:堀江由衣)が準備してくれたかき氷を食べながら、夏の楽しみについて話し始めたライト(演:志尊淳)たち。だが「お祭り」と口にした瞬間、ミオ(演:梨里杏)の脳裏に、ある記憶がよみがえる。お祭りの夜、どこかへ駆けていく二人の子ども。とても大事なことのような、それでいて不安を駆り立てるその光景が気になり、夜も眠れないミオ。そんな中、突如烈車付近にクライナーが現れ、一枚の紙切れを残して去っていった。それは闇の皇帝ゼット(演:大口兼悟)の結婚式の案内状。罠かもしれないといぶかしげに思いながらも、翌日トッキュウジャーの面々は指定された場所を訪れる。

 そこに現れたシャドー怪人・シャボンシャドー(CV:一条和矢)によって、ヒカリ(演:横浜流星)の身体にはトカッチ(演:平牧仁)の心、ライトの身体にはヒカリの心、トカッチの身体にはライトの心とそれぞれ身体と心が入れ替えられてしまった! ライトたちが混乱している中、シャボンシャドーは「これが本命」と、ミオとグリッタ嬢(CV:日高のり子)の心と身体を入れ替える。すべてはグリッタ嬢が、皇帝ゼッドとの結婚から逃れるために考えた作戦だったのだ。グリッタ嬢と化したミオは、自らの身体を取り戻すため追跡を始めるが……。

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