なぜか「肌が黒いこと」でバラエティに出演した「ガオレンジャー吼えろ!!」の山形ユキオが見せた“意外な素顔”

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「有吉反省会」公式サイトより。

「ガオ！」と叫ぶ歌詞が有名な『百獣戦隊ガオレンジャー』主題歌、「ガオレンジャー吼えろ!!」などで知られるアニソンシンガーの山形ユキオが7月13日に放送された『有吉反省会』（日本テレビ）に出演。日焼けサロンで真っ黒に焼いた肌にハスキーボイスが特徴的な山形だが、番組では意外な素顔を見せることとなった。

『有吉反省会』は、ゲストが反省したいことを発表し、検証VTRの後MCの有吉弘行がさらに内容を掘り下げ、最後の「禊のお時間」でそのゲストに科す“禊”という名の罰ゲームや約束が発表されるという番組。6月29日に放送された同番組に出演した山形は、「（肌の）色が黒すぎる」ことを反省しに出演。番組冒頭から、さっそく有吉弘行にその肌の黒さをイジられた山形は、TVRでは57歳となった今でもヒョウ柄のTシャツという服装を見せた。また、普段から言動がチャラく、テンションが高いことも突っ込まれると「えっ、チャラいっすか？」と本人にはその自覚はないようだ。

　また、日本色彩研究所の所員によると山形の肌の色の黒さは、「日本人の限界を超えている」そうで、自然界で見かける色でいえば「どんぐりの表皮」と同等だとか。しかし山形は自身の肌の黒さにかんして「強さは黒さ！」と言い切っていた。また、舞台でベトナム人役を演じるための役作りがきっかけで肌を黒くし始めたと明かしていたが、日焼けサロンに通っていることは、妻には内緒だそうで、日焼けしている理由も「自転車で荒川の土手を走るのが好きだから」ということにしているとか。

　だが『百獣戦隊ガオレンジャー』や、最近では『非公認戦隊アキバレンジャー シーズン痛』をはじめとする戦隊シリーズの主題歌を歌う山形は、あまりの肌の黒さとその迫力のせいで、ライブ中に子どもが泣き出してしまったという逸話を持つ。そんな山形に科せられた“禊”は「アニソン歌手として子供心を理解するために、幼稚園で一日園長を務める」というもの。

　7月13日放送分では、その禊を行った山形のTVRが放送された。VTRでは「気合を入れて、昨日と一昨日、焼いてきました！」と準備万端の山形の姿が見られ、幼稚園に着くと、やけにテンションが高い“山形せんせい”に園児たちが唖然としていた。そんな山形だが、園児の出欠を確認する際、名簿を見るのに老眼鏡を使い、また園児たちと鬼ごっこをした時もバテバテになってしまうなど“57歳”であることも垣間見せていた。最後に園児たちの前で「ガオレンジャー吼えろ!!」を歌ったのだが、『百獣戦隊ガオレンジャー』は2001年に放送されたシリーズ。今の園児たちに分かるわけもなく、最初はぽかんとしていたが、次第に盛り上がりを見せる園児たち。山形は見事（!?）号泣されることなく歌いきった。スタジオでそのVTRを見た山形は「子どもたちとコミュニケーションがとれて、また日サロ行ったら思い出して涙が出ちゃって」と瞳を潤ませていた。最後には園児たちが書いた山形の似顔絵が披露されたのだが、そこでも涙を見せた山形だった。

　特撮ファンにはお馴染みの山形ユキオが肌の黒さや、その明るいキャラ、また園児たちに感動し涙するといった意外な一面を見せスタジオを湧かしていた。これを機に山形のバラエティの出演が増えることに期待したい。