ファッション雑誌『KERA』(モール・オブ・ティーヴィー)を中心に、ボーイズスタイルの読者モデルとして圧倒的な人気を誇るAKIRA。ロックバンド、DISACODE(ディスアコード)のボーカルとしても活動している彼女が、ソロでメジャーデビューすることになった。しかも、7月30日にリリースされるデビューシングル「蒼き月満ちて」は、7月より放送中の人気アニメ『黒執事 Book of Circus』のエンディングテーマ! そして『黒執事』が大好きというAKIRAに、歌詞に隠された『黒執事』への愛を語ってもらった。
■アニメの第3期をやることに、ファンとして興奮
――今回、ソロデビューが決まり、アニメ『黒執事』のエンディングテーマを歌うことになりましたが、初めて知った時はどんなことを思いましたか?
AKIRA ソロデビューは、かなり驚きでした。ずっとバンドをやってきたので、まさかソロで歌うことになるとは思ってもいませんでした。ソロでメジャーデビューはなかなかできることではないので、その機会を与えてもらったことは、すごくうれしかったです。『黒執事』のエンディングテーマを歌うことが決まった時は、そもそもアニメ第3期が放送されることを知らなかったので、「あ、(3期)やるんだ!」って、純粋に『黒執事』のファンとしてテンションが上がっちゃいました。アニメは、第1期と第2期も観ていたので、みんなに「第3期やるよ~」って、早く言いたくて仕方なかったです。
――では、実際にソロで歌い、バンドで歌っていた時と違うと感じた事はありますか?
AKIRA 今まではバンドだったので、レコーディングはとにかくロックで、気持ちで歌う感じでしたが、ソロではもっと細かく歌っていくというか、歌い方を指導してもらいながら歌ったのは初めてだったので、すごく新鮮でした。
――ミュージックビデオも、DISACODEのものとはかなり印象が異なり、顔のアップが映し出されていることが多かったですよね。
AKIRA そうですね。首から上がほとんどだったので(笑)。見て「あれっ?」と思いました。バンドの時は基本、ミュージックビデオをどう作るかは全部自分で決めていたのですが、今回のようにほかの人の意見を取り入れて作るのは初めてだったので、なんか斬新で面白いなと思いました。
――どの辺りが斬新でしたか?
AKIRA 自分が作るとしたら、こんな顔のアップは撮らせませんからね(笑)。そもそも、こういうのは自分じゃ思いつかないですし、やっぱり、モデルをやっているので、全身を撮ってファッションを見せたいという思いがあるので。だから、そういう部分を排除してくれたのが、逆に面白かったです。
――泣いているシーンもありますね。
AKIRA 泣いたシーンは、実は演技ではなく、ただ感極まっただけだったんです。あれは想定外のできごとだったので、ミュージックビデオに使われているのを見て「やめてよ~」って思いました(笑)。「使うの!? そこ!?」みたいな(笑)。
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