水樹奈々のとんでもない苦労が明らかに 「Young Alive!」には隠された“裏事情”があった?

140717_bokura_o.jpg水樹奈々が主題歌を務めた『Young Alive!~iPS細胞がひらく未来~』公式HPより。

 6月20日に放送された『僕らの音楽』(フジテレビ)では「僕らのアニソン」と題し、JAM Projectの影山ヒロノブときただにひろし、声優の水樹奈々や中川翔子などが出演し、影山ヒロノブと中川翔子が「CHA-LA HEAD-CHA-LA」、水樹奈々が映画『宇宙戦艦ヤマト2199 第七章』のエンディングテーマである「愛の星」を歌った。そんな「僕らのアニソン」特集だが、同番組の未公開トークの総集編が7月11日にオンエアされ、JAM Projectや水樹奈々の未公開トークが放送された。

 まず、ワールドツアーをする影山ヒロノブときただにひろしが、中南米での日本のアニソンの熱狂ぶりがすごいと紹介。影山ヒロノブによると、中南米のファンは日本語をしゃべれないのにもかかわらず曲を一緒に歌ってくれ、ライブが大盛り上がりするという。またきただにによると、中南米のファンは日本語を書いたボードを掲げてアピールしているというのだが、間違った日本語が多いという。その中でも「ホテルどこ?」といった意味不明なものもあり、ライブ中に「ん??」となってしまったこともあるのだとか。さらに、毎年行くブラジルの会場では、なぜかアニキこと水木一郎の等身大パネルが置かれているというエピソードも。それを聞いた中川翔子は「アニキ、(ブラジルで)大統領になれるんじゃないですか?」と、その人気ぶりに驚いていた。

 そんな未公開トークも放送される中、今回注目したいのは水樹奈々のトーク。番組で水樹奈々は声優だけではなく“アニソンの作り手”としても活躍しているとも紹介され、アニソンの作詞を制作する時のアプローチ方法について語った。まずは、作品の資料や最終話までの脚本を全部読んでから詞作りに入るとし、2010年に東京・日本科学未館が製作した、iPS細胞をテーマにした映像作品『Young Alive!~iPS細胞がひらく未来~』の主題歌「Young Alive!」を作詞した時の苦労話を明かした。日本科学未来館のHPの作品紹介では、「水樹奈々の歌う同名タイトルの主題歌は、本作品にインスピレーションを受けた彼女がみずから作詞したもの(原文ママ)」と記載されているが、水樹によると実際はスタッフから「故事成語、四字熟語、カタカナを部分的に交えながら歌詞を書いてください」というリクエストがあったのだとか。水樹は「故事成語って難しい~!! 歌にハマるのかな……」と思いながらも故事成語の辞書を買ってきて、「あ」から順に辞書を読んでいき、曲にハマる言葉を探しながら作詞したという。また、主題歌はアニメーションの顔なので、聞いた人から「この主題歌だと燃えるよね!」や「あのシーンが思い浮かぶよね」と思ってもらえるような詞であることを意識して制作しているとも語っていた。

 水樹奈々に無理難題を押し付けておいて、HP上ではそれを明かさない日本科学未来館の行いにもひとこと苦言を呈したいところだが、そんな裏事情と水樹奈々の苦労がつまった「Young Alive!」を再び聞きなおしたいと思うような放送だった。

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故事成語を入れろって無茶振りすぎw

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