“正統派”から“異色”アイドルまで Stand-Up! Recordsが、初の合同ライブを開催!

 2組目は、アイドルカレッジ。「清く、正しく、楽しく」を“校訓”として、未来のアイドルを育てることがテーマになっているグループだ。南千紗登がリーダーのAチーム9人と、山口りえがリーダーのBチーム4人からなる。個人的には、鉄道アイドルグループのステーション♪で見習いから頑張っていた千葉奈々希が、同グループの卒業後に加入したアイドルカレッジでも、練習生からBチームのメンバーになり、ステージで頑張っていることがうれしいところ。

140715_sug_02.jpgかわいらしさ全開のアイドルカレッジ。

 熱くロックな青SHUN学園とはうって変わり、アイドルカレッジはアイドルらしいラブソングをかわいらしく歌い、正統派アイドルとしての魅力をみせた。1曲目は「YOZORA」、続く2曲目は「NGワード〜キミガスキ〜」を歌い、ファンからはMIX、オーイングなどのコールが発せられる。そして、自己紹介を挟み、レーベル移籍後の第1弾シングルとなる「あのコが、髪を、切らない理由。」へ。少女のまっすぐな想いを歌った曲で、作詞はアフィリア・サーガのプロデューサーのひとりでもある桃井はるこだ。今回のライブは、桃井はるこ本人も観に来ており、メンバーと初対面を果たしている。ライブはその後、「ラブ/ライク」「チェリーガール」と続き、王道アイドルソングで会場を盛り上げた。

 トリを飾ったのは、“魔法”をテーマにするアフィリア・サーガだ。5周年記念ワンマンツアーのテーマ曲で、ファンの元へ会いに行くというメッセージが込められた「ヴィーナスと蒼き七つの海」から始まり、のっけからメンバーがファンを煽る。アニメ『俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している』のオープニングテーマ「S・M・L☆」、「ニーハイ・エゴイスト」「飛行実習〜Learn To Fly〜」とノリのいい曲が続き、Stand-Up! Recordsの第1弾シングルとなる「マジカル☆エクスプレス☆ジャーニー」へ。アフィリア世界へと旅立つ内容の歌詞と、電車の振り付けがユニークな曲だ。そして、会場がヒートアップする中、最後はアフィリア世界での恋を巡る戦いを描く「恋のWizard百年戦争」を歌い、アフィリアの世界観をたっぷり盛り込んだステージを終えた。

140715_sug_03.jpgアフィリアの魔法世界を歌うアフィリア・サーガ。

 そして、イベントのラストは、3組のアイドルが全員で、青SHUN学園の「開放~オーエーオー~」を熱唱。ファンも一体となり、会場には「オーエーオー!」の声が響いた。

 音楽のスタイルも全く違う3組のアイドルが集まったStand-Up! Records。レーベルとして見ると、ずいぶんと系統の違うアイドルが集まっていると思っていたが、初のライブイベントは、それぞれのアイドルの魅力が分かるライブだった。音楽スタイルが違うからこそ、一緒にライブをすることで、互いの良さをより魅力的に伝えられたと言えるだろう。今後は、レーベルとして異なる魅力を持った所属アイドルたちの相乗効果をどのように生み出していくのか、注目していきたいところだ。
(取材・文/桜井飛鳥)

○Stand-Up! Records・金谷雄文サウンドプロデューサーのインタビューも近日公開!! 

今、ここに立って!!

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アイドルの中に当たり前のようにいるSHUNなんかすごいな

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