ゲーム同様お騒がせな存在？ 『GTA5』が2度目の裁判沙汰に【ざっくりゲームニュース】

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――毎日発表されたゲーム関連情報の中から、注目のネタをまとめてピックアップ。ざっくりわかるゲームニュース！

『GrandTheftAuto V』公式サイト

　アメリカの人気女優リンジー・ローハン氏が世界的な人気を誇る『Grand Theft Auto』(以下、GTA)シリーズを手がけるTAKE-TWO INTERACTIVEと開発会社Rockstar Gamesを起訴したことが明らかとなった。リンジー・ローハン氏は、『GTA』シリーズ最新作『Grand Theft AutoV』（以下、GTA5）に登場するパパラッチに追われるセレブ女性の外見や声、住居などが自身と酷似していることから、許可なく自身をベースにしたキャラクターを作ったとして、7月2日、TAKE-TWO INTERACTIVEと開発会社Rockstar Gamesをマンハッタンの裁判所で起訴した。昨年、ゴシップ誌などでリンジー・ローハン氏がRockstar Gamesを訴えるという噂自体は崩土されていたが、実際に水面下で訴訟の準備をしていたようだ。リンジー・ローハン氏は、映画『ミーン・ガールズ』や『フォーチュン・クッキー』に出演した人気女優兼歌手だが、パーティ好きでも知られており、トラブル・メーカーとして報道される事が多い。

『GTAV』は今年2月にも、登場するマフィアの家族が自身の家族と類似しているとして、実在するイタリアンマフィアの娘が提訴。4000万ドルの賠償金を請求されている。ゲームそのものも、スキャンダラスな内容で話題を呼ぶ『GTA』シリーズだが、現実世界でもゲーム同様、お騒がせな存在のようである。
　
　もうひとつのニュースは、本日、株式会社セガネットワークス（以下、セガネットワークス）が株式会社gumi（以下、gumi）と資本業務提携契約を締結したという、ゲームファンなら気になる話題だ。セガネットワークスは、株式会社セガのグループ企業でスマートデバイス向けコンテンツやサービスを取り扱っている。一方、gumi社もさまざまなスマートフォン向けコンテンツを開発しており、主要取引先には株式会社カプコンや株式会社コーエーテクモゲームスなどの大手ゲーム会社も名を連ねている。

　今回の業務提携はセガネットワークスが国内で展開する複数タイトルを、北米等英語圏を中心にサービス提供を開始するためとのこと。手始めに、スマートフォン向けRPG『チェインクロニクル』を年内に北米でサービス開始させ、ヨーロッパ、東南アジアなどでも順次サービスを開始する予定だ。gumiは子会社の株式会社エイリムが提供しているスマートフォン向けRPG『ブレイブフロンティア』を北米やヨーロッパなど世界55ヶ国に展開し、各国で大ヒットを記録している実績があり、業務提携先として非情に強力なパートナーだ。セガネットワークスとgumiのタッグは海外市場に何をもたらすのか！　今後が楽しみである。

■今回紹介したゲーム情報関連の公式サイトは以下より
・『Grand Theft Auto V』公式サイト
http://www.rockstargames.com/V/ja_jp
・株式会社セガネットワークス　公式サイト
http://sega-net.com/index.html
・『チェインクロニクル』公式サイト
http://chronicle.sega-net.com/
・『ブレイブフロンティア』公式サイト
http://www.a-lim.jp/brave/