任天堂にとって最も大切なこととは？ 任天堂株主総会の質疑応答が話題に【ざっくりゲームニュース】

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「任天堂」公式HPより。

　任天堂株式会社(以下、任天堂)は一昨日、27日に行われた株主総会で行なわれた質疑応答をまとめた「第74期定時株主総会の質疑応答」（参照）を公式サイトに掲載。質疑応答の中には、株主総会に出席していた大の任天堂ファンで知られるマンガ家ピョコタン氏の質問も掲載されており、自身の質問が掲載されたことに対し、「株主総会の質疑応答キター！ぼくの質問はQ１１だ！自分の発言が任天堂公式サイトに掲載されるってスゲー！これはうれしい！」と、自身のTwitter(@pyocotan)で大きな喜びを見せ、話題となっていた。

　ピョコタン氏の質問内容を要約すると、“今後、コンシューマゲーム機のビジネスが終わりを予見させる中で、長期的にはゲームビジネスから同社が離れるのではないかという不安がある。ゲームファンが納得できる任天堂の10年後の展望を聞かせてほしい”というなかなか切り込んだ内容で、いちゲームファンとして真剣に任天堂の未来を案じたものであった。

　この質問に対し、宮本茂専務は“任天堂にとって最も大切なのは、子供がスマートフォンといった新しいゲーム・ハードを使いこなす中で、安全性を確立しながら、新しい娯楽を展開して利益を上げていくこと”という主旨の返答をし、「新しい商品をつくって世の中をあっと言わせていきたい」と語った。願わくば10年、20年といわず、100年先も任天堂には残っていてほしいものだ。

■今回紹介したゲーム情報関連の公式サイトは以下より
・任天堂　公式サイト　第74期 定時株主総会 質疑応答
http://www.nintendo.co.jp/ir/stock/meeting/140627qa/index.html