手の挙げ方は一流!国会・児ポ法審議での谷亮子はスゴかった!

1406_tani.jpg生活の党の谷亮子公式HPより。

 かねてより、児童ポルノ法改定による規制強化に反対の声を挙げる山田太郎議員をはじめ、可能な範囲で充実した議論が行われた参議院法務委員会。

 その中で、かなり異彩を放って目立つ議員がいた。YAWARAちゃんこと谷亮子議員(生活の党)である。

 そもそも、谷議員がこの法案についてどういう立場を取っているのかは、まったく不明確であった。実は、筆者は先日報じた出版労連の院内集会と要請行動の際に、どんなものかと取材として要請行動についていった。余談だが、集会参加者は要請行動にも参加してほしいというのが主催者の要望だったが、取材陣は要請行動に参加する、取材なので一線を引くと、立場はさまざまであった。

 その中で、たまたま筆者がついていったグループで訪れたのが議員会館内の谷議員の部屋であった。対応した谷議員の秘書は、要請する出版労連担当者の話をとりあえずは聞いていた。ところが、最後に「お名刺を頂戴したいのですが……」というと、出してきたのは秘書の名刺ではなくて、谷議員の名刺だった。なんとなくだがこの要請行動と関係を持ちたくない雰囲気は感じられた。

 そして、参議院法務委員会での谷議員の質問。あくまで状況を説明すると、傍聴席で近くに座っていた人から「時間の無駄だ……」という声が出るものだった。とにかく必死に原稿を読んでいる谷議員。自分が質問文の中で言ったことについて「これはどうなりますか?」と質問してしまい、回答者に「さきほど質問の中で、おっしゃっていましたが……」と返される始末。それでも、めげないのは元来のメンタルの強さだろうか。

 とにかく、発議するときにの手の挙げ方と、回答者が話している時のうなずき方は一流である。

 別段、なぜこんな人物が議員をやっているんだとか、貶めるつもりはない。むしろ、問題なのは、あれだけ柔道で活躍し金メダルで活躍しても、国会議員になって糊口をしのがなければならないという現状だ。一世を風靡した柔道家が「国会議員でも金」とはいかない。やっぱり、政治家というのは一種の専門職なのだろう。
(文/昼間 たかし)

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