児童ポルノ法改定案・法務委員会で質問してほしいことを絶賛募集中！　山田太郎議員が呼びかけ

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ニコニコ生放送で『大丈夫か!?児ポ法改正案～みんなの疑問を国会でぶつけます。』という放送を行ったみんなの党・山田太郎参議院議員。

　17日に予定されている児童ポルノ法改定案の参議院法務委員会を前に、みんなの党所属の山田太郎参議院議員がニコニコ生放送を用いて、委員会で質問してほしいことを聞く試みを行った。

　この放送は『大丈夫か!?児ポ法改正案～みんなの疑問を国会でぶつけます。』のタイトルで、6月15日にニコ生公式として放送。

　質問は、番組放送前から集められていたが、メールで寄せられたものも含めると膨大な量になっており、同問題に対して関心の高い層の存在を感じさせた。

　冒頭、山田議員は「みなさんから寄せられた情報に大変助けられた」と感謝の言葉を述べた。山田議員が番組の多くの時間を費やしていったのは児童ポルノ法の問題点についての解説だ。その中で、改めて寄せられた意見の紹介も行われた。その中で山田議員は、改めて“児童ポルノ”の名称が問題であることを指摘。名称の変更を各党に呼びかけていることに触れた。また、所持の禁止においても京都府の条例で実施されているような事前破棄命令も導入すべきと主張した。

　さらに、パソコンのハードディスクから「児童ポルノ」を削除した場合は、どうなるのか？　なにをもって削除と見なすのか、という意見が多数寄せられていることを紹介。これについて、山田議員が衆議院法制局に問い合わせたところ、驚くべき答えが返ってきたという。

「復元ソフトをインストールしていた場合は所持していると見なす、という回答をされているんです」（山田議員）

　さらに、山田議員はまだまだ議論に穴があることを指摘。

「実物の写真については、かなり議論が詰められてきました。しかし、インターネットは穴だらけ。ほとんど未整理なんです」（同）

　30分の延長となった番組だが、寄せられている意見・質問はとうてい時間中には紹介できない膨大なものであった。山田議員は、17日の法務委員会までに必ず目を通すとのこと。

　山田議員は、引き続き公式サイトの問い合わせフォームか、Twitterのハッシュタグ「#児ポ要望」でツイートするように呼びかけている。
（取材・文／昼間 たかし）

■山田太郎議員サイト
http://taroyamada.jp/
山田太郎議員のTwitter
https://twitter.com/yamadataro43