それでもカケルを探すため、別の車両を開けてみると、そこはハワイアンが流れ、南国ムード満点の素敵な屋内プール。ウクレレを爪弾き、フラダンスを踊り、トロピカルなカクテルを作って給仕に勤しむクローズたちの姿に「お前ら有能すぎだろ!」とツッコまずにはいられません。アナウンスによれば、ここは乗客の夢をなんでも叶えることができる夢の烈車。人を絶望させて、心から闇を生み出したいはずのシャドーラインが何故? と疑問に思うトカッチ。
放送中、このシーンで某有名マンガ家さんが「夢のような列車だ。痴漢が乗ると痴漢列車になる」とツイッターでつぶやいていたのは流石だと思いました。ある意味、正しすぎるイマジネーションの使用法。一緒にクライナーに乗りこんだはずのライトたちも、レストランで食事に夢中。「お前ら、飯以外に夢はないのか?」というツッコミが、ネット上で頻発しましたが、まあ直前にワゴンさんの前フリまであったしね。
実は、この烈車はハンマーシャドーの能力を利用して作り上げた烈車なのでした。しかもそれで子どもたちに好きなものを与えた上で打ち砕き、絶望させて心の闇を生むという卑劣な作戦。なんだか当初は無骨な武人ぽかったシュバルツ将軍、どんどん腹黒さが出てきてます。ホントにこんな人についていってグリッタ嬢は大丈夫なんでしょうか。
その一方、シュバルツにクライナーから追い出されてしまったカグラとトカッチ、そしてアオイは、追跡するためにポリスレッシャーを呼ぼうとします。ところが、弟のカケルの世話に追われ、子どもの頃のようなイマジネーションを失っているアオイには、ポリスレッシャーに乗ることができません。このあたりで、おそらく主婦と思われる方の「わかるわー、私ももう日々の生活に疲れて、レインボーラインが見えない」という書き込みがネットで見られましたが、『トッキュウジャー』の実況をしている時点で、一般の人よりイマジネーションはかなり高い気がするのですが。
カグラの説得で、子どもの頃のイマジネーションを取り戻したアオイは、トカッチたちと共にポリスレッシャーに乗り、クライナーを追いかけます。トカッチをポリスレッシャーに残して、アオイとクライナーに乗り込んだカグラは、ひとりでシュバルツ将軍と対決。追いつめられながら彼女は、自らハリセン片手の関西風ツッコミ姉ちゃんのイマジネーションと化して、「ええかげんにしなさい!」と、いまだ食事に夢中なライトたちの目を覚ましてきます。
三人の加勢もあって、シュバルツに対抗するかたわら、トカッチ操るポリスレッシャーがクライナーを確保。子どもたちを救出することに成功したトッキュウジャーは、ハンマーシャドーと対決します。マイッキーと子どもの夢を踏みにじった恨みからでしょうか、まずはカグラによるレインボーラッシュ、ハリセン百万回攻撃。巨大化した後は超トッキュウオーで止めをさすという、なんかいつもより念入りにやっつけてた気が。
スーパー戦隊はヰタ・セクスアリスの玉手箱!? 日曜朝から触手も登場の『トッキュウジャー』のページです。おたぽるは、特撮、その他、烈車戦隊トッキュウジャー、スーパー戦隊の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!
人気記事ランキング
人気連載