PS4が好調のソニー クラウドゲームサービスなど、CEOが語った展望【ざっくりゲームニュース】

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 本日、注目を集めていたのは、22日に行われた2014年度経営方針説明会でソニー株式会社CEO・平井一夫氏が発した、PlayStation 4(以下、PS4)についての「ホームコンソールナンバーワンを堅持する」というコメント。「PS4はすでにハードウェア単体で利益を計上しており、従来のプラットフォームビジネスとは異なる事業体制となっている」とのことで、サブスクリプションサービス「PlayStation Plus」(以下、PS Plus)の加入促進も図る方針だ。

 PS Plusとは、ソニーが全世界で提供している有料会員サービスで、会員登録することでゲーム環境をより快適にする機能が使用可能となる。PS4の世界販売台数は今年4月7日時点で700万台を超えており、半数がPS Plusに加入しているという。PS3とは異なり、PS4でオンラインゲームの対戦を楽しむためにはPS Plusの加入が必須となるので(PS3は無料でオンライン対戦が可能)、加入者数が増えるのは必然とも言えるが、今後もハードの売り上げ伸長に合わせて会員数の増加は確実だろう。

 また同社は今夏に米国で、PS4のほか、PS3、PS VITA、一部ブラビアTVといったさまざまな端末に、PS3とPS2のゲームを提供するクラウドゲームサービス「PlayStation Now」をスタートする予定だとしている。ゲーム、音楽、ビデオサービスなど、同社のネットワークサービス関連売上は2013年度に2000億円を超えている。好調なハードウェア販売とネットワークサービスの相乗効果により、「PS4は、PS2を超える収益を生むプラットフォームになる可能性がある」とアピールしていた。

 翻って、こちらも会員数を伸ばしているタイトルからのニュース。『艦隊これくしょん~艦これ~』(以下、艦これ)の登録者数が今週で200万人を突破したことが、『艦これ』開発/運営スタッフ(@KanColle_STAFF)の、今日のツイートで明らかとなった。

『艦これ』は昨年の年末頃から着実に人気を博しているブラウザゲームで、重度な課金を必要とせずに楽しむことができるという敷居の低さが特徴のタイトル。今年1月の段階で登録者は150万人を突破しており、3月には180万人を突破。そしてついに今月で200万人越えと破竹の勢いで急成長を遂げている。

 サービス開始時、運営は最終的なユーザー数を10万人、その中で最低1日1回本ゲームに触れるとされる人数を2万人程度と想定していたとされるだけに、本作の大躍進に一番驚いているのは運営なのではないだろうか。このまま快進撃が続けば、年内にはユーザー数500万人突破も夢ではない? どこまで記録を伸ばすことができるのか、要チェックだ。

 最後は、全世界で愛されるゲームの嬉しいお知らせ。スウェーデンのゲーム開発会社Mojangは、PS4、Xbox One、PS3+PS Vita版『Minecraft』を8月に発売すると正式発表した。PS3版、PS Vita版はダウンロード販売限定で、一方を買うともう一方の機種でも遊ぶことができるクロスプラットホーム仕様となっている。

 本作はPC版が最初にリリースされ、現在もXbox360版、PS3版(パッケージ版のみ)が販売され、全機種で累計約5000万本を売り上げている世界で大人気のサンドボックスゲーム。次世代機にアップグレードする際には、セーブデータや購入したDLC(一部のライセンス物は除く)を引き継ぐことが可能だ(次世代から現行機への移行は不可能)。これから日本中で「匠」クリーパーによる“劇的ビフォーアフター”を目撃できるようになるということで、実に全身がシューッと熱くなるニュースだ。

■今回紹介したゲーム情報関連の公式サイトは以下より。
・『PlayStation4』公式サイト
http://www.jp.playstation.com/ps4/
・『艦隊これくしょん~艦これ~』公式サイト
http://www.dmm.com/netgame/feature/kancolle.html
・『Minecraft』公式サイト
https://minecraft.net/

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