どれだけのオタクが関心を持つか? “表現規制反対”マスコットキャラの第二期募集を開催中

 児童ポルノ法改定案の審議開始が近づくも、いまいちマンガ・アニメファンの盛り上がりが欠ける中、エンターテイメント表現の自由の会(AFEE)が、表現規制反対マスコットキャラの第二期募集を始めている。

 AFEEは、昨年、二次元規制反対を掲げて、夏・冬のコミックマーケット会場前で街宣を行ったことで知られる山田太郎参議院議員が顧問を務める組織。

 今年の2月まで行った第1期のマスコットキャラ募集では、30作品の応募があったが、選考の結果全キャラを採用して「キャラクターユニットAFE48」なるものを結成。そのため、今回は二次募集ではなく2期募集というワケである。

ところが、すでに応募開始から数週間が経っているというのに、応募数はわずか数件。誰もが「大丈夫か!」と思ってしまう状況である。これに対して、同団体の西形コーイチ氏は語る。

「やっぱり、みんな締切間際になって応募してくるでしょう。だから楽観視していますよ」

 確かに2期募集の締切は今月末までと、まだ時間的には余裕がある。この楽観視が間違っていなかったと思いたい限りだ。

 同団体では、この間に開催されている同人誌即売会においてチラシ配布を実施。活動の強化に向けて会員募集も行っている。当初、チラシ配布などのマンパワーの不足という最大の課題もあったようだが、その問題も徐々に改善はされているようだ。

「順調に会員数は増えていますよ。また、匿名で寄付される方も多いですね」(西形氏)

 まだ立ち上げ間もない団体の今後。特に、表現規制反対キャラがどう動くのかは注目したいところだ。
(取材・文/昼間 たかし)

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