――日本全国のちびっ子から青少年、大きなお友だち、さらにはお母さん方といった女性までもを魅了する特撮ヒーローたち。そんなヒーローの活躍を世に広めるためのレビュー! これさえ読めば、気になる特撮作品のあらすじから評判までがまるわかり!!※本文中には“ネタバレ”が含まれていますので、ご注意ください。
■『烈車戦隊トッキュウジャー』
第11駅「闇の皇帝」
【今週の極私的見どころ!】
細かいツッコミが光る烈車の電光掲示板。
終盤のクライナーロボとの戦闘中、ディーゼルオーを操るライト(演:志尊淳)が、トッキュウオーのみんなに突如思いついた戦法を打ち明けている間、トッキュウオー・コクピット内の電光掲示板には“作戦会議中”の文字が。そういえば過去にも朝、ライトが起きてきた時には“おはようございます”とか出てたなあ。くりぃむしちゅーの上田晋也のツッコミ並みに細かいところを拾う電光掲示板、今後の活躍にも期待だ!
【今週のオススメ度】
★★★★☆
(前回のあらすじはこちら)
今回の停車駅は、イマジネーションあふれる場所“夢の星遊園地”。ジェットコースターにお化け屋敷といったアトラクションを満喫し、今度は食事を楽しんでいたライトに、ある風船を持った男(演:大口兼悟)が話しかけてきた。男は、ライトの食べっぷりを「キラキラしてるぜ」と褒めまくり、手にしたラメの入った風船や遊園地にいる人々、そしてこんな明るい場所は「全部、初めてだ」と興奮気味に語る。ライトは、その奇妙な言動や振る舞いに戸惑いながらも、次第に男に惹かれていった。そしてトッキュウジャーの他の面々と合流し、改めて男の名を尋ねようとした矢先、シャドーラインのクライナーが出現! 烈車からシュバルツ将軍(CV:壤晴彦)、ネロ男爵(CV:福山潤)、ノア夫人(CV:久川綾)たちが現れ、守るように男を取り囲んだ。風船を持っていた男の名は“ゼット”。彼こそシャドーラインが復活を待ち望んでいた、闇の皇帝その人だった……。
ロケ地となった遊園地は、もちろん「シアターGロッソで、僕と握手!」でお馴染みの聖地・東京ドームシティ!! ちなみにGロッソでは歴代レッドが日替わりで登場するトッキュウジャーショーを、6月15日まで開催中ですよ。
それは、さておき今回は、11回目にして待望の大ボス登場回。前回のレビューで私、闇の皇帝ゼットさんをイケメン風と紹介しましたが、本編を見たら何かNON STYLEの井上祐介を連想してしまうようなファッションや髪型で、ちょっとビックリ(いや顔はイケメンだと思いますが)。
そんなゼットさんの、遊園地はおろか明るい外に出たのも「全部初めてだ!」発言に、“トゥー・シャイ・シャイ・ボーイ”な特撮ファンの心は「DT確定!」「もまえとはいい酒が飲めそうだ」「一生に一度でいいから、オレも遊園地デートしてみたい」と、一気にわしづかみされた様子。初デートが男でいいのかどうかは些細な問題です。
主人公と敵のボスがデート!? 11話にしてクライマックス要素が盛りだくさんの『烈車戦隊トッキュウジャー』のページです。おたぽるは、特撮、その他、烈車戦隊トッキュウジャー、スーパー戦隊の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!
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