ロリ認定の基準は“5頭身”!? エロゲー業界の自主規制団体「ソフ倫」「メディ倫」の基礎知識

――ゴールデンウィーク3夜連続・特別企画! 「月刊サイゾー」14年4月号の特集『ゲーム解体新書』掲載の記事(サイゾーpremium所収)を公開致します! 第三夜の今回は、耽美で深いエロゲーの魅力に迫った記事『寝取られ、男の娘、蟲姦、ロリビッチ…細分化&過激化、エロゲーの最新形態』より、エロゲーの審査を行う「メディア倫理協会」についての小コラムをご紹介。

「サイゾーpremium」(月刊サイゾー2014年4月号)より

1405_eroge.jpgエロゲー文化研究概論(総合科学出版)。

 ロリや陵辱といったジャンルはエロゲーでは古くから定番だが、社会からの視線が厳しいのも確か。業界側もさまざまな自主規制を行っている。その中心的役割を果たすのが、大手エロゲーメーカー主導で92年に発足した「コンピュータソフトウェア倫理機構」(通称「ソフ倫」)と、もともとアダルトビデオの審査団体として知られているが、03年からエロゲーの審査も行うようになった「メディア倫理協会」(通称「メディ倫」)だ。

「後発のメディ倫のほうが禁止事項が少ない傾向があり、メディ倫への鞍替えを行うメーカーも近年は増えている。どちらも自主団体なので、そこまで審査が厳しくはないですが、ロリについては『キャラクターは5頭身以上に』など明確な基準が設けられている。ただ、それでも作画の巧みさでロリっぽく見せるメーカーがあり、やはり高い人気を集めています」(『エロゲー文化研究概論』の著者・宮本直毅氏)

 なお09年には、3DCGによる痴漢モノエロゲー『レイプレイ』が、米国の人権団体や英国の政治家の間で物議を醸し、販売自粛に追い込まれた。やはり過激なゲームは多くのリスクを背負っているのだ。

「そのような問題が起こると、メーカー側もしばらくはタイトルに過激な言葉を使わないようにするなど、1~2年は様子見が続きますが、禊が済んで3~4年もすると、忘れたようにぶり返すこともある。でも陵辱モノは非難を浴びやすい一方で、根強いファンがいるのも確かなんですよ」(宮本氏)
(取材・文/古澤誠一郎)

――当特集では『寝取られ、男の娘、蟲姦、ロリビッチ…細分化&過激化、エロゲーの最新形態』のほか、『うら若き現役女子小中高生たちが語るアイドルのゲーム事情』や『ソシャゲ業界匿名座談会』、『過激すぎて日本語に移植できないタブーなき「洋ゲー」のアブない世界』などなど…“過激なゲームの裏話”に迫っています。

 興味のある方は、「月刊サイゾー」2014年4月号、もしくはウェブ版「サイゾーpremium」(月額課金制)をご参照ください!

エロゲー文化研究概論

エロゲー文化研究概論

賢者モードで読むといいかも。

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