――ようこそ、「特殊古書店ダリオ堂」へ。当店では、ちょっと変わった本たちを皆様にご紹介していきましょう。
数年前から、とみさわ昭仁と柳下毅一郎と「古本トリオ」なるグループを結成して、1日かけて古本屋をめぐりながら飲み屋も回るというツアーを開催しています。
先日も今年初の古本ツアーを決行しました。今回のターゲットは常磐線。朝9時から上野の立ち飲み屋で集合して、土浦、竜ヶ崎、柏、松戸と回りました。
その時の様子はこちら(http://togetter.com/li/652665)。古本と酒という僕らの2大好物を堪能できるこのツアー、本当に楽しくてしょうがないんですよね。
この日は1軒目に訪れた土浦の「つちうら古書倶楽部」が素晴らしかったんです。とにかく広い。どこまでも広がる本棚。ワクワクしましたね。安本買いの僕でも、あっという間に5000円以上買ってしまいました。しかし、1軒目でたくさん買ったもので、その後のツアーが荷物が重いのなんの。途中で郵送しておけばよかった……。
というわけで今回のツアーの戦利品は18冊。その中から一冊紹介しましょう。「つちうら古書倶楽部」で購入した『まんが劇画ゼミ6 ギャグ編 どうやって笑わすか』(集英社/1980年発行)です。
監修が手塚治虫御大で、各巻3人ずつのマンガ家が自分のマンガ哲学やテクニックを解説するというシリーズ。手塚治虫、赤塚不二夫、ちばてつや、藤子不二雄、本宮ひろ志、さいとう・たかを、石森章太郎、横山光輝、ジョージ秋山……と、メンツも超豪華です。
楳図かずお、柳沢きみお、江口寿史に“ギャグ漫画”を語らせた『まんが劇画ゼミ』のちぐはぐさがむしろ秀逸!のページです。おたぽるは、人気連載、マンガ&ラノベ、連載、安田理央、特殊古書店ダリオ堂、まんが劇画ゼミ、楳図かずお、江口寿史、ギャグ漫画、柳沢きみおの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!
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