ヒカリとカグラのちょっぴり危険な関係? 『トッキュウジャー』第7駅は、男を伸ばし、女も硬くするイマジネーション! 

 それは、さておき。ならば操り手を倒せばいい、とハンコシャドーがヒカリに襲いかかると、そこで“乗り換えチェンジ”! 今度はカグラがトンネルアックスを使い、ヒカリがけん玉役に。「初めて“乗り換えチェンジ”が役に立った!」と、視聴者も大喜びです。ハンコシャドーの両手のハンコが壊れ、やる気を取り戻したライトたちも駆けつけての、とどめの必殺技レインボーフラッシュは、もちろんカグラの出番です。

「せっかくDVDも観たんだし」のトカッチの前フリに、カグラが選んだのは「ハンコ返し!」

「忍者じゃないの!?」と、トカッチが全視聴者の声を代弁してツッコミます。巨大化したハンコシャドーとの戦いでは、焼きゴテ系ロッドによるバツ印斬撃が激しく、トッキュウオーは遠距離からの攻撃を強いられます。その時、今度こそカグラが忍者からのイマジネーションを発揮して、カーキャリアの車を手裏剣のように飛ばすカー手裏剣で、ハンコシャドーを撃破! ぶじ勝利を飾ったのでした。

 今回の件を通して、カグラとヒカリは、このけん玉は誰か大事な人からもらったのかもしれない、と思いつく。そんな中、サポート烈車の反応をキャッチしたレインボーラインは、車線変更してその方向へ向かうのだった……。

 気がつけばヒカリとカグラがいい感じになりそうな7駅でしたが、いつもはキリっとしたお姉さんタイプのミオがダラダラしてるのは、こうなんだか自宅で気を許してるみたいで新鮮でしたな。今回、どことなく頭脳戦っぽい展開だったのは、やっぱりアホ担当のライトとトカッチが話に絡まなかったからでしょうか。

 あと、闇の皇帝に一瞬でも「こやつはいらぬ」と思われたら存在が消滅してしまうというシャドーラインも、かなりのワンマン経営なブラック企業だと思いました。まあ、独裁者なら当たり前ですが。

 さて烈車戦隊トッキュウジャー、勝利のイマジネーション! 出発進行!! 次の停車駅は、怪人が仕掛けた爆弾により、烈車が制御不能に!? きたーー!! 「第8駅 レインボーライン大爆破」です。ついに、あの『スピード』の元ネタと噂される列車映画の名作、高倉健主演の『新幹線大爆破』へのオマージュですよ。映画ファンの方、くれぐれも、お乗り遅れのないようご注意ください!!

 EDの列車紹介はJR九州の「特急ゆふいんの森(キハ72系)」とJR西日本の「大阪環状線(201系)」、東武鉄道の「特急スペーシア(100系)」でした。
(文/雑賀洋平)

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