“無気力坂”で、シャドーの怪人・ハンコシャドー(声:浜田賢二)と戦うトッキュウジャーですが、ハンコ系グローブのスタンプを食らったライトとトカッチ(演:平牧仁)、ミオ(演:梨里杏)は、やる気を封印されてしまいます。残ったヒカリとカグラで、ハンコシャドーを倒さなければいけないのですが、すっかり自信をなくしたカグラは「私は(ヒカリの)邪魔をしないように頑張ろう」と、ネガティブシンキングの塊に。
そんな中、けん玉が壊れたくらいで怒ってごめんと、ヒカリのほうからカグラにあやまって来ます。「普通なら笑って終わりだよ、あんなの」と優しげに謝罪するヒカリと、さらに恐縮しながらあやまるカグラに、“割れ鍋に綴じ蓋”というか、ちょっとDVDじゃなくてDVな夫婦関係を連想してしまったワタシの魂は汚れています。
カグラの謝罪は続きます。
「私、完全に嫌われたと思った。いつも、なりきりとかバカみたいって思って……」
「ああ、それはちょっと思ってる」
……現在形かい、ヒカリ!
「でも、それがお前だし、いいんじゃない? それに今から、そのなりきりが必要だしね」
全然フォローになってない言葉の後で、さらに“お前を利用する”発言が! ヒカリさん、あんたは鬼や。カグラへの微笑みかけに、黒いオーラを感じたのは私だけではないでしょう。
“無気力坂”で、ハンコシャドーに再戦を挑むヒカリとカグラ。ヒカリが考えた秘策とは、トンネルアックスからレールを伸ばし、“自分は硬い”と思い込みけん玉になりきったカグラをハンコシャドーにぶつける、というものでした。ちなみにレールが伸びるのは、イマジネーションエネルギーの力だそうです。近所の子が持ってた「テレビマガジン 5月号」(講談社)で読みましたから、確かです。「イマジネーションで硬くなるのは男の仕事」といらんことを教えてあげたくなりましたが、そばにお母さんがいたのでガマンしました。
ヒカリとカグラのちょっぴり危険な関係? 『トッキュウジャー』第7駅は、男を伸ばし、女も硬くするイマジネーション! のページです。おたぽるは、特撮、その他、烈車戦隊トッキュウジャー、スーパー戦隊の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!
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