『トッキュウジャー』と『鎧武』の構造は表裏一体!? 臨時列車は満員御礼!『トッキュウジャーvs鎧武SP』

――日本全国のちびっ子から青少年、大きなお友だち、さらにはお母さん方といった女性までもを魅了する特撮ヒーローたち。そんなヒーローの活躍を世に広めるためのレビュー! これさえ読めば、気になる特撮作品のあらすじから評判までがまるわかり!!※本文中には“ネタバレ”が含まれていますので、ご注意ください。

■『烈車戦隊トッキュウジャー VS 仮面ライダー鎧武 春休み合体スペシャル

【今週の極私的見どころ!】
 戦隊とライダーのコラボがまさに(もうすぐ朝の)『8時だョ!全員集合』になった瞬間!

「巨大なロボがでっかい恐竜と戦っている? そんなバカな話があるか。仕事に戻れ」

『仮面ライダー鎧武』では黒幕ともいえる存在、ユグドラシル・コーポレーションで研究部門のプロジェクトリーダーを務める呉島貴虎(演:久保田悠来)兄貴ですが、このSPでは笑いの神が降臨。スーツをビシっと決めて携帯電話の部下を注意するその背後の窓には、戦うトッキュウオーと巨大化したライオンインベスの姿が! 

 しかし、背後の戦いに気づかないという、全盛期の志村師匠ばりのボケっぷりに、ネット上では一斉に「貴虎、後ろ、後ろ!」とのツッコミが入りました。確かにテレビシリーズの仮面ライダーの世界ではありえない状況だけに、貴虎兄貴も油断したか(劇場版か、精霊の力を借りて巨大化する『仮面ライダーJ』、仮面ライダー1号がウルトラマンと共闘する『ウルトラマンVS仮面ライダー』ならアリかもー?)。

【今週のオススメ度】
★★★★★
(前回のあらすじはこちら)

 停車した“沢芽シティ”駅の周辺をぶらつくライト(演:志尊淳)たち。一見、平和そうに見えた町に、突如シャドーとは異なる、謎の怪物とその仲間たちが出現した。一同がトッキュウジーに変身して応戦しようとすると、すぐ横で、駆けつけた葛葉紘汰(演:佐野岳)も“仮面ライダー鎧武”に変身。あっけにとられるトッキュウジャーと鎧武をよそに、謎の怪人=地下帝国バダンのモグラロイドは、異世界“ヘルヘイムの森”からライオンインベスを招き出し、戦いは混乱状態に。

 ライトと鎧武は、ライオンインベスを追ってヘルヘイムの森へ。ほかのトッキュウジャーは、応援に現れた仮面ライダー龍玄と共に、モグラロイドを追い詰めるが逃げられてしまった。

 トッキュウジャーの面々は、紘汰やその仲間・呉島光実(演:高杉真宙)と高司舞(演:志田友美)から、この沢芽シティには、ヘルヘイムの森から空間の裂け目“クラック”を通って、怪物“インベス”が出現していることを聞く。

 バダンとヘルヘイムの関係はわからないが、クラックでインベスを呼び出せる以上、紘汰たちライダーは、モグラロイドを放っておくわけにいかなかった。ライトたちは、バダンとの戦いに協力しようとするが、自分たちの町の争いに彼らを巻き込みたくない紘汰は、トッキュウジャーにはトッキュウジャーのやるべきことがある、と申し出を断り、ひとりバダンとインベスの町へと向かうのだった……。

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