Kindleでも読める30年前の名作プレイバック 第8回

『ドラゴンボール』の戦闘の面白さがすべて凝縮されていた!悟空VSベジータの歴史的一戦

――今から30年前以上前、そう僕らが子どもだったあの頃に読みふけったマンガたちを、みなさんは覚えていますか? ここでは、電子書籍で蘇るあの名作を、振り返っていきましょう!

140330_rum.jpg(イラスト/村田らむ)

ドラゴンボール』Kindleカラー版、いよいよ「サイヤ人編」である。この編から、アニメだと『ドラゴンボール』から『ドラゴンボールZ』に生まれ変わり、人気はますます上がった。

 この頃、僕はちょうど高校1年生。

 目指していた公立高校に入学してほっと一安心の頃である。自転車通学の途中に「週刊少年ジャンプ」を買って、教室で読むのが習慣だった。「ジャンプ」は、1989年の新年号で500万部を突破!! 今考えると……恐ろしい数である。

 ただ、そろそろ、異性の目を気にしてかマンガ離れをしはじめる同級生もいた。当然僕は、そんな色恋沙汰とは関係なく、バリバリ「ジャンプ」を読んでいた。それが原因かどうかは知らないけど、高校でもモテない人生爆進中である。

 前回の「ピッコロ大魔王編」の後半戦で、悟空が成長したのには随分驚かされたが、今回もよりもっと驚かされることになった。

 まずはオープニングで孫悟空の息子、孫悟飯が登場する。

「やっぱり、悟空も●●●してたんだ~!!」

と驚いている間もなく、悟空の兄・ラディッツが悟空の前に現れる。ラディッツは、『ドラゴンボール』物語における前提がひっくり返る話をする。孫悟空は、宇宙人「サイヤ人」だと言うのだ。

 それまでの『ドラゴンボール』は、西遊記の世界観をベースにした、民話的、牧歌的な話だったが、急にハードSFの世界観になった。

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