「週刊少年ジャンプ」情報レビュー

女性ファンが7割!? 「週刊少年ジャンプ」の『黒子のバスケ』人気投票からうかがえる女性人気の高さ

――発行部数280万部(一般社団法人 日本雑誌協会発表)を誇る最強の少年マンガ誌「週刊少年ジャンプ」。そんな「ジャンプ」の最新情報をさまざまな角度からご紹介!

1403_jump17.jpg「週刊少年ジャンプ」2014年17号(集英社)。

 本日24日発売の「週刊少年ジャンプ」(以下、「ジャンプ」)2014年17号。表紙と巻頭カラーを飾ったのは、第3回人気投票の結果発表にあわせた『黒子のバスケ』。14年3号の連載5周年の際に募集が開始されたこの人気投票の応募総数は、3万7755票。主人公である黒子テツヤを始めとした“キセキの世代”や、もうひとりの主人公・火神大我が上位を席巻する中、3位には意外な(?)キャラがランクイン。気になる結果は本誌を確かめてみよう。また、女性人気が高いといわれる本作だが、当人気投票の応募者を対象とした抽選100名の「特製リストバンド」当選者一覧の名前から男性:女性の比率を推察すると、およそ3:7程度と思われる。複数応募も可能な人気投票ではあったが、あらためて本作の女性読者からの支持をうかがわせる結果となっていた。

 今週は、『ONE PIECE』と作者体調不良により『トリコ』が休載。掲載順位としては『ILLEGAL RARE』が、『黒子のバスケ』『暗殺教室』『食戟のソーマ』『NARUTO-ナルト-』に続く高順位に急上昇していた。先週は順位を下げたが、この好位置をキープできるのか? 今後に注目していきたい。そのほかの新連載では、『TOKYO WONDER BOYS』も『ILLEGAL RARE』に続く位置を獲得。中盤に位置している『i・ショウジョ』『ステルス交境曲』の浮上にも期待がかかる。

 なお、現在「ジャンプ」の公式サイトでは、件の4連新連載の試し読みを実施している。特に『ステルス交境曲』は、1~3話に加えて、2013年の増刊「ジャンプVS -バーサス- 」に掲載された本作の前日譚“序幕”も無料公開されている。序幕では、本作に登場するキャラクターの意外な過去や“英雄マイムロンド”の正体などが明かされているので、より本作を楽しめるようになるはずだ。(外部参照

 また、今号から「ジャンプ」では5回にわたって読み切りを掲載予定。『SKET DANCE』の篠原健太、『家庭教師ヒットマンREBORN!』の天野明、『magico』の岩本直樹といった旧連載陣を中心とした布陣が告知される中、その第1弾を飾ったのは新人の木村勇治だ。増刊「ジャンプNEXT!」2012AUTUMNで『elec trick.』を執筆し、今回初の本誌掲載となった木村は、「ジャンプNEXT!」の担当コメントによると持ち込み出身とのこと。生え抜き作家として本誌に再登場することとなるか、今後の活躍に期待したい。
(雑誌やマンガ作品に関して、言及のない限り、版元は集英社。文中、敬称略)

女性ファンが7割!? 「週刊少年ジャンプ」の『黒子のバスケ』人気投票からうかがえる女性人気の高さのページです。おたぽるは、漫画マンガ&ラノベの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

- -

人気記事ランキング

XLサイズ……
XLサイズって想像できないだけど!!