国内最大級のアニメの見本市・AnimeJapan 2014が、3月21日から東京ビッグサイトで開幕した。このイベントは、昨年まで開催されていた東京国際アニメフェア(TAF)と、アニメコンテンツエキスポ(ACE)が合併して始まったもの。2010年、出版界から「マンガの表現の自由を萎縮される」として批判された東京都青少年健全育成条例改定案が可決したことで、当時東京都の主催となっていた東京国際アニメフェアをマンガを扱う大手出版社で構成するコミック10社会がボイコット。これを受けて、アニメ業界各社を中心に急遽開催が決定されたのが、アニメコンテンツエキスポであった。2011年は両イベントとも震災のために開催を中止。続く2012、2013年は日程を一週間ずらして2つのイベントが存在する形になっていた。
今回、再びマンガ・アニメを扱う多くの企業が手を取り合うことになったAnimeJapan 2014から東京都は外れ、完全に民間のイベントとしてスタートした。
最新のアニメを紹介する企業ブースから、コスプレイヤーまで、誰もが自分の興味のあるものとの出会いの場となり得るこのイベント。その中でも、人気のアニメ作品を数多く紹介する企業のブースには、大勢の人が押し寄せて、文字通り芋を洗うような状態に。今回、目立ったのは、単に展示するだけではなく、体験ができるブースだ。
話題作が目白押しのアニプレックスのブースでは、春からフジテレビのノイタミナ枠で放送予定の『ピンポン』のキャラクターと、バーチャルに卓球で対戦できるブースが登場。これはブースに設置された卓球台に投影されるピンポン球を追って打ち返すというもの。作品世界に準じて、結構な難易度でありながらも、行列が絶えることはなかった。
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